タイに住んでいる多くの方が「何曜日生まれ?」と聞かれた経験があるはずです。
日本では自分の星座や干支を誰しもが知っていますが、タイでは自分の生まれた曜日を誰しもが知っています。
タイでは自分の生まれた曜日にちなんだ色の服を着たり、寺院への参拝時に生まれた曜日の仏様にお参りする文化があるため、信仰心の厚い人ほど生まれた曜日にちなんだ色や数字、仏様などを大切にする傾向があります。
日本での星座占いのように、タイでは曜日占いがある程一般的なものなのです。
今回は曜日ごとの色や守護仏についてご紹介します。
生まれた曜日を調べよう
自分が生まれた曜日は、ネットで検索すると簡単に調べる事ができます。
参考までにリンクを貼っておきますね。
このページで生年月日を入れて「GO」ボタンを押すと簡単に調べる事ができました。
ちなみに私は日曜日生まれで、カラーは赤色です。
曜日のカラーと守護仏について
それでは各曜日の詳細について詳しくご紹介していきます。
調べると、生まれた曜日によって基本的な性格もあるみたいで、面白いです。
日曜
両手を前で組んだ立像で、目線の先には菩薩樹があるのだとか。
この姿は仏陀が菩薩樹の下で7日間の瞑想をしている時の姿なのだとか。
ちなみに日曜日生まれの人の特徴は「活動的で実直。自由人。貯金が苦手」だそうです。活動的ではありませんが、貯金が苦手な自由人は当たってるなあ。笑
月曜
月曜日だけ写真ブレブレ…ごめんなさい。
左手を下ろして、右の手のひらをかざしている立像です。
この姿は日照りや飢餓の影響で、争っていた2つの国を仏陀が制している時の姿だそうです。
月曜日生まれの特徴は「温和で気立てが良く、お人よし。そしてロマンチストで感受性が豊か。」です。
月曜日は現在の国王ラーマ10世と同じです。
火曜
火曜日は右手を枕にしている寝釈迦像です。唯一寝ているので覚えやすいですね。
この姿は仏陀がニルヴァーナの境地に達して悟りを開いた姿と言われています。
寝釈迦像も色々種類があるんですよね。難しいです。
ちなみに火曜日生まれさんは「親切だが頑固。忍耐力に欠ける。目上の人に愛され、信頼される。」です。
水曜(午前)
水曜だけ2種類あります。まずは午前生まれから。
午前生まれの守護仏は両手で器を抱えた立像です。
この姿は仏陀がお布施をする姿だそうで、出家時に父親が食料を持たせたストーリーが起源とも言われています。
水曜日午前生まれの特徴は「柔和で優しい言葉遣いができる。目上の人に愛される。夢見がち。」だそうな。
目上の人に愛されるのは火曜と同じだけど信頼はされないのかしら?
水曜(午後)
水曜午後は座像です。右手を上に向け、左手は下に向けているのが特徴的です。
これは仏陀が動物たちに説法をしている姿が表わされています。
左下の象は水を、右下のサルは蜂の巣を仏陀へ献上しているのだとか。
水曜午後生まれさんは「短期で好き嫌いがはっきりしている。何事に対しても真剣に取り組む。」といった性格のようです。
午前と午後で全然違いますね。面白いです。
木曜
木曜日の守護仏は手のひらを組み、あぐらをかいている座像です。
この姿は仏陀が瞑想後に悟りを開いた場面です。
木曜日生まれの特徴は「ゆるぎない精神の持ち主。人が良く自己犠牲の精神が強い。平穏な人生を送り、地位と名声を得る。」
なんか木曜日生まれすごい立派な感じがしますね。
金曜
両手を胸の前で交差させている立像は金曜日の守護仏です。
こちらは悟りを開いた後、人々へ説法を説きに行く前の姿だそうです。
金曜日生まれの特徴は「社交的で人を引き付ける魅力がある。繊細な芸術家。選り好みをするタイプ。」です。
土曜
土曜日の守護仏は背後に7匹のナーガという蛇を連れている、あぐらをかいた座像です。
瞑想中の仏陀を嵐から守った菩薩樹の化身だそうです。土曜の無敵感…。
ちなみ土曜生まれは「忍耐力があり努力家。孤独を好み、ストレスを感じやすい。」というのが特徴らしいです。
毎日
毎日の守護仏は魔王マーラに勝利した際の姿だとされています。
右手は膝の上に置き、左手は手のひらを上に向けています。
木曜日と少し似ているので間違えそうですね。
ちなみに「マーラ」とは「煩悩」の事です。毎日この仏像にお祈りしたらマーラが消えるかしら?
まとめ
今回は曜日ごとの色や特徴、守護仏についてまとめてみました。
自分が日曜生まれで赤だという事は知っていたのですが、方角や数字まであるのは初めて知り、調べていてとても面白かったです。
性格ごとの特徴も、曜日・星座・血液型・動物占いとか全部足して占ったらかなり当たりそうで面白いですよね!
ちなみに観光地として有名なピンクのガネーシャ像も曜日にちなんだ参拝方法があります。
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