先日マリオットに宿泊した際、朝のお散歩がてら近くのヒンドゥー教寺院「SRI MAHA MARIAMMAN TEMPLE」へ行ってきました!
随分前に仕事でお客さんの所へ行く際にバイクタクシーに乗りながら見かけたヒンドゥー教の寺院。なぜこんなところにあるのか、歴史的な背景はよくわからないのですが、ローカルな街並みに突如現れるその姿はインパクトが大きく、随分前に見たっきり忘れる事ができませんでした。
駅からも徒歩圏内で観光ついでにちょこっと立ち寄れる立地でもあるので、詳しくご紹介していきますね!
SRI MAHA MARIAMMAN TEMPLEはどんなお寺?
SRI MAHAMARIAMMAN TEMPLEは1879年にインドからの移民であるヴァイティパダワッチさんという方によって建てられたお寺です。
タイ語では「ワットプラシーマハウマテウィ」と言い、なんとタイでは最も古い、南インド洋式のヒンドゥー寺院なのだとか!
そもそもお寺のあるシーロムエリアはその昔、インドがイギリスの植民地になった頃に国から移住してきたインドの商人たちで栄えた街だそうです。
このエリアとスラサック駅周辺に宝石の卸業のビルや商店が多いのは昔の名残のようです。
ちなみにこのお寺を建てたヴァイティさんはインド移民のリーダーとしてたたえられており、近くにはSoi Waiti(ソイ・ヴァイティ)という通りがある程です。
SRI MAHA MARIAMMAN TEMPLEの場所
SRI MAHAMARIAMMAN TEMPLEはBTSのスラサック駅またはチョンノンシー駅から徒歩で行くことが出来ます。
どちらから行っても徒歩10分弱ですが、スラサック駅から歩いた方が1,2分早いようです。
シーロム通りに面しているのでタクシーでサッと行くのも気楽でしょう。
チョンノンシー駅前のマハナコンタワーからも徒歩10分程度ですので、マハナコンタワーの観光ついでに訪れてみてはいかがでしょうか。
SRI MAHA MARIAMMAN TEMPLEの中の様子
寺院内には靴を脱いで入ります。
残念ながら中は写真撮影がNGだったのですが、複数の祠があり、ヒンドゥー教の神々がそれぞれ祀られていました。
ヒンドゥー教の寺院と言えば、このカラフルな寺院のイメージがありますが、このスタイルは南インド洋式と言われていて、地域や建てられた年代などによってその様式は異なるのだとか。
確かに同じ仏教でも日本とタイでは全然建物の雰囲気が違うのと同じですね。
改めて宗教は奥深いです。
朝の通勤時間帯だったので参拝者は少なめでしたが、皆さん熱心に一つ一つの祠に祈りをささげていました。
通りすがりに入り口で手を合わせて行く方もいらっしゃいましたよ。
近くにはお供えのお花を売っている屋台もあり、仏教のそれよりはサイズ感が大きめのような気がしました。
確かシンガポールのヒンドゥー教寺院近くに売っていたお花もこんなサイズだったような。
基本情報
まとめ
今回はバンコク最古のヒンドゥー教寺院「SRI MAHAMARIAMMAN TEMPLE」をご紹介しました。
日本語でまとめられたサイトが出てこなかったのですが、Wikipediaや外国のブログなどで調べていると、意外とすごい寺院だったことがわかり驚きでした。
ローカルエリアに突如現れるヒンドゥー教寺院は敷地がそこまで広くなく、サクッと参拝できるので、近くへ行った際はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。