サンクチュアリー・オブ・トゥルース|パタヤおすすめ観光スポット行き方・見どころまとめ

タイ観光

サンクチュアリー・オブ・トゥルースはチョンブリ・パタヤにある全て手彫りの木造建築です。

2023年時点ではまだ未完成となっていて、「タイのサグラダファミリア」との呼び名が付いています。

その繊細でダイナミックな佇まいは息をのむ美しさ。

見どころの多いパタヤでの、おすすめ観光スポットのひとつです。

この記事ではサンクチュアリー・オブ・トゥルースの行き方や見どころについてご紹介していきます。

パタヤの基本情報はこちらからどうぞ。

サンクチュアリー・オブ・トゥルースとは

サンクチュアリー・オブ・トゥルースはバンコクから東へ約140㎞、チョンブリ県ウォンプラチャン湾のレムラーチャウェットに位置しています。

1981年より建築が開始された建物で、2023年時点でもまだ完成していません。

長い期間をかけて建設を続けているその姿から「タイのサグラダファミリア」と呼ばれています。

サンクチュアリー・オブ・トゥルースの事を寺院と思っている方も多いのですが、実際には古典芸術、彫刻、技術保護を目的とした建物で、寺院ではありません。

その為、建物の彫刻はタイやカンボジア、インドネシアなどの様々な宗教的なモチーフが取り入れられています。

「我々は誰か?どこから来たか?どうやって生きていくのか?人生はどのように進むべきか?人生の目標は何か?」という誰もが一度は自分自身に問いかけた事があるような哲学的な質問に対する7つの真実をサンクチュアリー・オブ・トゥルース(真実の聖域)で表現しているそうです。

また、創設者であり設計者であるレック・ビリヤファント氏にはこの建物に「この世界を束ねる宗教的な信仰心、東洋哲学、精神と強い信仰心の大切さを芸術作品を通して讃える。善を修めて悪を避ける。」という想いを込めています。

宗教的、哲学的な思想とスピリチュアルな感性が入り混じった唯一無二の建造物。

タイでも、世界中でもここでしか見る事ができないであろう世界観に圧倒される事でしょう。

建造物の細かな点にもたくさんの見どころがあり、まだまだ説明したい事が盛りだくさん!

次の項目で写真と共にご紹介していきますね。

 

サンクチュアリー・オブ・トゥルースの見どころ・楽しみ方

サンクチュアリー・オブ・トゥルースはとにかく見どころがいっぱい!

一番の見どころであるサンクチュアリー・オブ・トゥルース本体(?)はもちろんですが、実際に作業している現場を見学出来たり、象に乗れたり、動物にエサをあげられたりなどなど、様々な楽しみ方ができます。

敷地内はまだ工事中の箇所がいくつもあるので、基本的にはヘルメットを被って見学します。

違う、ヘルーメットでした。

施設内への入場は時間制になっていて、無料のガイドさんが説明をしてくれます。

ヘルメットを被って、椅子に座り、ガイドさんの説明を聞きます。

すごく聞き取りやすい英語だったので、英語が苦手な私でも割と理解できました。

ちなみに道中にはマッサージ店もあり。

みんな一緒にガイドさんについて進むのに、どのタイミングで行くんやろう?帰りかな?

サンクチュアリー・オブ・トゥルースの入場時間

営業時間は下記の通り。

参照:https://sanctuaryoftruthmuseum.com/

サンクチュアリー・オブ・トゥルースは入場者全員が無料のツアーに参加しなければならないので、入場可能な時間が細かく決まっています。

ツアーの言語はタイ語だけでなく、英語、中国語、韓国語、ロシア語があります。

参照:https://sanctuaryoftruthmuseum.com/

入場時間は変更になる可能性があるので、最新情報は公式サイトでご確認ください。

建物見学前に実際の作業現場も見学できる

ガイドさんについて行くと、建物の前にまずは作業場へ案内されます。

ここでは作業員の皆さんが木を彫って様々な造形物を作成している様子が見学できるんです。

細かなところまで全て手作業で行われている様子見られるのはすごく貴重な体験!

ものすごい数の彫刻刀?で掘るんですね。暑い中、細かな作業を一日中行っている作業員さんには脱帽です。

ツアー後は実際に作業の体験もさせてもらえるようなので、時間に余裕のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

建物の造りにも魅力がいっぱい

メインの建物の方へ向かう前に、建物のミニチュアの前で、建物の構造について説明を受けました。

このミニチュアも造りが凄く細かいです。

ちなみに、サンクチュアリー・オブ・トゥルースは木造建築なのですが、木と木を接合する部品も全て木で作られています。

金具は一切使われていないのだとか!

ジョイントのパーツは実際にどんな構造になっているのか手に取って確認する事ができました。

パタパタっとしたらお花の形に変わるジョイントがあってすごいなあ、と。

この様な説明は自分一人で訪問してもなかなか簡単に知ることができない情報なので、ガイドさんが無料で案内して教えてくれるのは凄く嬉しいです。

海岸沿いにそびえ立つ姿に圧倒!

様々な説明が終わり、道が開けると、そこにはサンクチュアリー・オブ・トゥルースが!

海をバックに佇むその姿はダイナミックで、かつ優雅。

この引きの画だけでも圧倒されます。

建物に施されている神々のモチーフは、仏教から来ているものが多いようですが、そのルーツはタイだけでなく、インドネシアやカンボジアなど様々。

エキゾチックで宗教的な印象があるものの、仏教寺院とはまた違うインスピレーションを受けるのは、あくまで「様々な宗教や哲学などをミックスした芸術作品である」という点からなのでしょう。

建物内はフォトスポットだらけ

建物内部もガイド付きで見て回るのですが、正直、もう写真撮りたすぎてウズウズしててほぼ聞いてませんでした。←

人の形をした彫刻が多く、説明が無くてもメッセージを想像しながら見て歩くのも面白そうです。

もう後はできるだけたくさん写真を載せるので、お楽しみください。

建物の裏手には車いすやお年寄りの方用のエレベーターがあったのですが、これも外装は木製でした。

健常者や若者は実際に乗ることができないので、どこまでが木製かは分かりませんが、こだわりっぷりが半端ない。

写真右下にいるのはラマ9世の銅像です。

まだ新しい感じがしたので、割と最近置かれたのかもしれません。

建物内部中央にはなんか神々しいスペースが。

こちらは靴を脱いで、タイ人の皆さんがお祈りしていたので、恐らく神聖なスペースなのでしょう。

この一角はなんかカンボジアっぽいですね。知らんけど。

絶賛工事中の箇所もありました。

内部のこちらもまだ彫刻途中です。

数年後に再訪して、完成したかどうか確認したい。

このスペースが凄くお気に入りでした。

この写真も、結構気に入っています。

ちなみに写真右側に映っているタイ衣装の方なんですが、こちらはレンタル衣装です。

入口で借りて、中で思い出に残る写真を撮る事ができるので、女子旅などにおすすめ。

外にはカフェがあり、休憩できます。

象にも乗れますが、営業終了は少し早そうな感じでした。

 

サンクチュアリー・オブ・トゥルースの行き方

バンコクからパタヤまでの行き方はこちらをご覧ください。

パタヤ中心部からサンクチュアリー・オブ・トゥルースへは、車で行くしか選択肢がありません。

敢えて選択肢を分けるなら、Grabやタクシー、ソンテウ、またはレンタカー(レンタルバイク)ですかね。

Grabやタクシーで行く

車で行くなら真っ先に思いつくのがGrabやタクシーを使うという方法でしょう。

Grabならアプリを使って呼べるので、行き先の説明が不安な場合でも大丈夫です。

サンクチュアリー・オブ・トゥルースはパタヤの中心部から車で20~30分なので、帰りもGrabが全くつかまりにくいということは無いでしょう。(時間帯によってはわかりませんが。)

ソンテウで行く

パタヤではソンテウを使った事が無いので、値段は正直よくわからないのですが、恐らく運転手さんとの交渉次第だと思います。

ソンテウの場合は、上手く使えばタクシーやGrabよりも安い料金で利用できるので、移動コストを極力抑えたい方におすすめです。

ソンテウは「街中を周遊していて、ルートが決まっているもの」と、「タクシーの様に行き先を告げて、送迎してもらうもの」の2種類があります。

ルート走行しているソンテウは交渉できないと思うので、流しの(?)ソンテウの運転手さんと交渉してみるのが良いでしょう。

ただ、それを探す労力を考えると、私ならGrabで行くかな。

レンタカー(レンタルバイク)で行く

国際免許やタイの運転免許を持っている方は、レンタカーを借りていくのが一番気楽で所要時間も短いのではないかと思います。

サンクチュアリー・オブ・トゥルースは駐車場も広いので、車を停める場所にも困りません。

また、パタヤの中心部にはレンタルバイクのお店が複数あり、旅行者でもパスポートを提示すれば借りる事ができます。

街の中の移動に便利なので、バイクに乗るのに慣れている方はレンタルバイクで移動するのもアリかも。

 

サンクチュアリー・オブ・トゥルースの料金・所要時間・注意点

その他の情報も以下にまとめました。

所要時間は人によって異なりますので参考までに。

料金

  • 入場料:500バーツ

所要時間

ガイド付きのツアーは約30分。

ツアーの後は写真を撮ったり、カフェでお茶したり、周辺を歩き回ったりすると思うので、1時間半~2時間は見ておきましょう。

注意点

サンクチャリオブトゥルースは仏教寺院では無いのですが、入り口には服装の制限に関する表示がありました。

一応タイのお寺でNGな服装を載せておきます。

<タイのお寺でNGな服装>

  • キャミソールや胸元の開いた露出度の高いトップス
  • ミニスカート、ホットパンツ、膝が見える丈のボトムス
  • スキニーやレギンスなど身体のラインが強調される服
  • 激しいダメージ加工の入ったボトムス

露出の多い格好で行ってしまった場合は、巻きスカートなどのレンタルがあります。

 

基本情報

施設名 サンクチュアリー・オブ・トゥルース
住所 206, 2 Soi Na Kluea 12, Muang Pattaya, Bang Lamung District, Chon Buri 20150
電話番号 038-110-653
営業時間 日-木:8:00-18:00
金土:8:00-20:00
定休日 なし

 

まとめ

今回はサンクチュアリー・オブ・トゥルースについて見どころや行き方などをご紹介しました。

写真もたくさん載せましたが、やっぱりこの凄さは肉眼で体感してほしい!

バンコクから車で2時間くらいの場所にあるので、週末に日帰りで遊びに行くことも出来るし、バンコク旅行へ来た人をちょちょっと連れて行くことも出来ます。

寺院とはまた違った壮大さや神聖な空気があり、またパタヤを訪れた際には再訪したいなと思える場所でした。