日本の友人が遊びに来た時によく「おすすめのタイ料理屋に連れてって!」とお願いされるのですが、バンコクに住んでると意外とタイ料理屋に行かないんですよね。
理由としては、普段安くて美味しい屋台やフードコートのタイ料理を食べるからわざわざお高いレストランに行かないというのが大きいです。
あと、バンコク在住の日本人とご飯に行くときは日本食やイタリアンを選びがちというのも理由のひとつと言えます。
しかし一応おすすめタイ料理屋はいくつかあるので、今日はいくつかあるおすすめタイ料理屋の中から「Sri Trat(シー・トラート)」をご紹介します。
Sri Trat(シートラート)の場所
Sri Tratはスクンビット・ソイ33の中ほど、ソイPhrom Chitに繋がる少し手前にある一軒家のタイレストランです。
周辺はコンドミニアムなどの周りにポツリポツリと飲食店があるようなエリアで、パクソイ周辺の賑やかさからは想像できない位静かです。
BTSのプロンポン駅からは徒歩約10分ですが、ソイ33は歩道がない通りで夜間は車の往来も結構激しいのでパクソイからはタクシーまたはモーターサイに乗る事をおすすめします。
Sri Trat(シートラート)のメニュー
Sri Tratのメニューはタイの東部にあるトラート県の料理。トラート県はカンボジアとの国境に面している為、タイだけでなく様々な文化が混ざり合っており、料理もバンコクではなかなか食べれられないものが多いのだとか。
そんなトラート県出身のオーナーが、おばあちゃんのレシピを参考にしてつくった料理を提供しているのがこのSri Tratなんです。
Sri Tratの料理にはMSG(うまみ調味料)が使われておらず、身体にも優しいのがこのお店のこだわり。メニューは英語とタイ語のみで写真もなく、正直全くわからなかったので、他の方のブログや口コミを見て写真を見せながら注文しました。笑
揚げ物の盛り合わせ。手前のブタの揚げたのを付属のフワフワと食べるのが美味しかったです。
鶏のサラダはハーブとピーナッツいっぱいの辛いタレと一緒に食べると、辛さとハーブの風味が混ざり合い、めちゃくちゃ美味しかったです!
辛いのが少し苦手なのですが、これは辛い辛いと言いながらパクパク食べてしまいました。
缶や瓶ですが、クラフトビールの種類が豊富でした。東部のビールだけでなく、北部や南部のクラフトビールも置いてあり、ついつい色々試してしまいました。
全体的にお値段は少しお高めだった印象でしたが、味はどれも大変美味しく、接客や店内の雰囲気も素敵で満足できたので高いとは思いませんでした。
ちなみに後から知ったのですが、こちらの人気メニューはドリアンのマッサマンカレーなのだとか。ドリアン苦手なので知ってても食べなかったと思いますが、好きな方は是非トライしてみてください。
Sri Tratの店内
店内は温かく落ち着いたモスグリーンの中に赤の差し色が映えていて、上品でとってもお洒落。
タイらしさを感じながらも若者にも受け入れやすいモダンな雰囲気もあり、高級感はあるのに緊張しない感じが良かったです。
日本人のお客さんは私達だけで、あとはお金持ってそうなタイ人のお客さんばかりで、タイ人に人気のお店(=味が良いお店)だから立地があまり良くなくてもピークになればほぼ満席になるのだなと納得しました。
後から調べて知ったのですが、Sri Tratはミシュランプレート(ミシュランが認めた料理を提供するお店)にも選ばれた事のあるお店のようです。
入り口入ってすぐのバーカウンターも素敵でした。
奥まで入らずここでサクッと一杯だけ飲んで帰るのも大人のたしなみっぽくて素敵◎
ちょこっと物販コーナーもありましたよ◎
基本情報
Sri Tratまとめ
今回はプロンポンの一軒家レストラン「Sri Trat(シートラート)」をご紹介しました。
落ち着いた高級感のあるタイ料理で、味もミシュランのお墨付きなので、旅行者のアテンドや大切な人との記念日ディナーなんかにも活躍してくれるお店ではないかと思います。
ただし、スタンダードなタイ料理(パッタイ・グリーンカレー・ガパオライスなど)を食べたい方だとちょっとがっかりしてしまうかも…。
タイ料理が好きな方や、タイ通の方を連れて行った方が楽しくお食事できるかもしれませんね!