年中暑いバンコクですが、暑季でも朝は爽やかで少し涼しい日が多いです。
朝、自宅周辺を歩くと、昼間とは違う屋台が出ている場合があり、その多くは朝ごはんの屋台です。
ということで今日はタイの人々の定番朝ごはんとバンコクで人気のお店をご紹介します!
タイの定番朝ごはんはジョークとパートンコー
ジョークとパートンコー、名前だけ聞くとどんな料理だか想像がつきませんよね。
まずはこの二つのお料理について簡単に解説します。
ジョークとは
ジョークとは、お米がトロトロになるまで煮込んだタイ風のお粥です。
千切りのショウガやパクチーやネギ?を薬味として入れる事が多く、豚ミンチや肉団子、豚の内臓系、キノコ類が具に入っているものが一般的。
食感は中国のお粥のようですが、中国粥のようなアッサリした感じではなく、どちらかというとしっかりお腹に溜まるボリューム感があるのが特徴。
ナンプラーやお酢、トウガラシ、コショウなどを使ってお好みで味付けをするのがタイスタイルです。
お店によってはジョーク用の甘辛いタレが置いてあるのですが、あれの正体は未だわからずにいます。それがめちゃくちゃ美味しくて好きなんです。
一般的に屋台では温泉卵をトッピングしてもらえるのですが、お店によってはピータンやカイケム(塩漬け卵)を選べるところもあります。
タイ料理でお粥に値する料理はもう一つあり、カオトムと言います。
カオトムはジョークよりも米粒がしっかりしていて、雰囲気は雑炊に近い感じかな?
余談ですがカオトムは日本でタイ料理屋のバイトをしていた頃、二日酔いでバイトへ行くとタイ人のコックさんがいつも作ってくれていた思い出の味です。笑
パートンコーとは
パートンコーとは、タイの揚げパンのことです。
外側はカリッと中はフワッとした食感で、ついつい食べすぎてしまう危険な朝ごはんです。
朝限定の屋台として至る所で購入する事が出来るのですが、その多くは一つ2~5バーツ程度とかなりのお手頃価格で食べる事が出来ます。
一括りにパートンコーと言っても、味のついていないものやほんのり甘いもの、中に練乳が入っているものなどタイプは様々です。
このパートンコーと一緒に豆乳を飲むのがタイスタイルの朝ごはんです。
ちなみに生地をこねながら随時揚げている屋台の方が、油がまわっていないのでコッテリしておらず、サクサクと食べられます。
バンコクでジョークが食べられる人気のお店
トンロー通り(スクンビット・ソイ55)沿い、ソイ9の少し手前にある大衆的な食堂「Joke Bangkok(ジョーク・バンコク)」はその名の通りジョーク専門店かと思いきや、ジョーク以外のメニューも豊富な少し変わったお店です。
私はバンコクに来て間もない頃に1度行ったきりなので正直記憶が曖昧なのですが、おつまみ系から麺類、カレー類、カオソーイやゲーンハンレーなど、北タイの料理まで幅広いメニューを提供しているお店です。
肝心のジョークの味は、さすが「ジョーク・バンコク」と名乗っているだけあり美味◎価格もトッピングしても50バーツ位と良心的なのが嬉しいですね。
早朝のみ、遅くてもお昼までには店じまいしてしまうジョーク屋さんが多い中で、こちらのお店は深夜1時まで営業。
飲んだ後の〆にジョークを食べて帰るのもいいかもですね◎
Joke Bangkok((ジョーク・バンコク)基本情報
バンコクでパートンコーが食べられる人気のお店
旧市街でおいしいパートンコーとコーヒーが自和得る老舗、「パートンコープーケットカフェボラーン」
実はここはまだ行った事が無くて、好きなタイ料理ライターの白石路以さんが紹介していていつか行ってみたいと思っているパートンコーのお店です。
チャイナタウンやバンコク三大寺院(ワットプラケオ、ワットポー、ワットアルン)の近くである旧市街エリアで、午前中の早い時間に売り切れてしまうという人気店らしく、いまだ行けずじまい…
もし言ったらまた記事にしたいと思いますが、白石さんの記事は下記を参考にしてみてください。
2軒目に乗っているパートンコーカフェもおいしそうです…。
タイの揚げパン「パートンコー」の人気店2軒を旧市街で食べ比べ | TRIPPING!
パートンコープーケットカフェボラーン基本情報
まとめ
今回は定番の朝ごはんをご紹介しました◎
ちなみにジョークはマクドナルドの朝メニューでも食べられる事ができるので、屋台に抵抗がある方は朝マックでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。意外と美味しいですよ!
もちろん朝はパン派の人や朝からカオニャオとムートート(揚げ豚)をがっつり食べる私のようなタイプもいるのですが、ポピュラーな朝ごはんと言えば今回ご紹介した2種類かなあと思います。
明日の朝はお散歩がてら近所を散策して朝ごはん屋台を探してみてはいかがでしょうか。