クラビで人気のアクティビティと言えば、日帰りでピピ島を始めとする離島を訪れる「アイランドホッピング」。
私は旅程的にアイランドホッピングが難しかったので、近場でパッと行けるビーチはないかな?とネットで検索をしていました。
そんな時に出てきたのが今日ご紹介するライレイビーチ(Railay Beach)です。
アオナンビーチから近くて気軽に行けるのに、アオナンビーチとは比べ物にならない位綺麗!
ということで今回はライレイビーチの行き方や特徴について詳しくご紹介します。
ライレイビーチ(Railay Beach)はどこにあるの?
ライレイビーチは、アオナンビーチよりも南へ約4㎞程進んだ場所にあるビーチです。
地図で見たところ直線距離はさほど無いのですが、その間には大きな岩山があるため、陸路からアクセスする事ができず「陸の孤島」と呼ばれています。
アオナンビーチに比べると海水の透明度が高く、砂浜もサラサラとした白い砂であるのが特徴。
ビーチではサップやシーカヤックなどを楽しむ事ができます。
また、ライレイビーチ周辺はロッククライミングの名所としても知られており、大きな石灰岩を上る為にはるばる訪れる旅行者も多いのだとか。
アオナンビーチからライレイビーチへの行き方
陸路でアクセスする事ができないライレイビーチは、アオナンビーチからボートに乗って行きます。
所要時間は約10分で、大きな石灰岩の岩山を間近で見ながらの移動はスリリング。
以下でアオナンビーチ周辺のチケット購入場所や、乗り場をご紹介します。
ボートのチケット購入場所
アオナンビーチ沿いにはボートのチケット購入場所が2か所あります。
<北側のチケット販売所>
<南側のチケット販売所>
アオナンビーチからライレイビーチまでの運賃は片道100バーツ。
外観は違いますが、どちらも同じ会社のようです。ボート乗り場に近いのは南側のチケット売り場。
窓口では「往復か、片道か」と聞かれるので、往復する場合はまとめて購入しておきましょう。
私は最初、北側のチケット売り場へ行ったのですが、1人だと伝えると「1人ならプライベートボートしか無理。価格は1,600バーツ。」と言われました。
流石にちょっと高すぎるので諦めて、ビーチロードをプラプラ歩いている所で南側のチケット売り場を発見。
ダメ元で今からライレイビーチまで行けるボートはあるかと聞いたところ、サクッと往復分のチケットを購入でき、拍子抜け。笑
何はともあれ、正規の価格で乗り合いボートへの乗船チケットをゲットできました。笑
ボート乗り場
ボート乗り場は南側のチケット売り場のすぐ目の前。ビーチへ降りる坂になっている所のベンチに係の人が座っています。
チケット回収の人と、青い服を着たボートの操縦士さん?運転手さん?が集まっているので、見逃す事は無いでしょう。
買いたてほやほやのチケットをお兄さんに渡すと、しばらく座って待つよう指示。
ある程度の人数が集まらないと出発しないようです。
私が着いた時はちょうどボートが出発したばかりだったのか誰もおらず、しばらく待つことに。
7人程集まったところで、ようやく出発できました。この間30分程度。午前中ならもっとサクサク集まるかもしれません。
帰りのボート乗り場
帰りのボート乗り場は、チケット回収のテーブル等は無く、ビーチで自由に待つスタイルです。
ビーチにはボートがたくさん停まっていて、周りには青い服を着た人がたくさんいるので、チケットを渡しましょう。
こちらもまた、人数が集まれば案内して貰えます。
ちなみにこの時期のボート最終便は18:00でしたが、日没が早い時期は17:00頃になる可能性も。
夕方近くに訪れる方は、帰りのボートの最終便は予め確認しておきましょう。
ライレイビーチの見どころ
アオナンビーチから約10分程度で訪れられるライレイビーチ。
その見どころをいくつかご紹介していきましょう。
アオナンビーチからたった10分でサラサラの白い砂と透明な海!
冒頭からお伝えしている通り、ライレイビーチは白い砂と透明度の高い海がとても美しいです。(写真じゃ全然伝わりませんね。笑)
「えっ?アオナンビーチは綺麗じゃないの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、私個人の感想としては、アオナンビーチもそこそこ綺麗だけど、感動は無いかな。という感じ。
砂も少し粗めだし、海の透明度も微妙かなーというのが正直な感想です。
だからこそ、近場で行ける美しいビーチを求めていた訳ですが、ほんとにたった10分でなんでこんなにも綺麗なの!?と驚くほど、水も砂も美しさが違うんです。
アイランドホッピングをする時間が無い方は是非行って頂きたいと心から思うし、私もまた行きたい!
シーカヤックやサップもできる
自然の海を守るため、クラビの海ではジェットスキーなどのマリンアクティビティが禁止されています。
そんな中、人気なのがシーカヤックやサップです。
ライレイビーチでもシーカヤックやサップを楽しんでいる人が多数いましたが、サップに関しては映え写真撮りたいだけの人が浅瀬でとりあえず乗ってポーズしてるって感じでした。
シーカヤックは近くの岩のそばまで行っても良いみたいで楽しそうだったなあ。
ビーチ周辺にはレンタルオフィスがいくつかあり、1時間~借りる事ができます。
私が見たところの料金はこんな感じ。
1時間200バーツからレンタルでき、お手軽です。
もうあと1時間程早く到着していたら、1時間くらい借りたかったのですが、帰りのボートの時間が近かったのと、ダラッとビール飲みたかったんで諦めました。笑
クライミングスポットとしても人気
実はライレイビーチはクライミングスポットとしても有名で、タイ国内だけでなく世界中からロッククライミング目当てに訪れる人がいる程なのだとか!
ツアー会社を見ても、シュノーケリングなどのマリンアクティビティに混じってクライミングツアーもたくさんのラインナップが並んでいました。
私は特に興味がないのであれですが、海沿いのあんなにも大きな石灰岩を登るなんて、クライマーからしたらワクワクして仕方ないでしょうね!
時間があればプラナンビーチにも足を運んでみて
ライレイビーチでゆっくりする時間のある方は、近くのプラナンビーチにも足を運んでみて。
今回私は短時間で訪れたので行けませんでしたが、アイランドホッピングツアーにも組み込まれているビーチで、ライレイビーチよりも美しいと評判が良いです。
プラナンビーチ周辺には洞窟もあるみたいで、探検気分でウロチョロするのも面白そう!
アオナンビーチからは徒歩約17分です。
ビーチサイドで食事やビールもおすすめ!
ビーチサイドにはホテルのレストランが数件並んでいて、ホテルゲスト以外も利用できそうな雰囲気でした。
しかし、既に17時頃と夕食タイムに突入していたので、ホテルのディナーブッフェ?の準備がされていてり、一番景色の良い所は全て予約席になっていたりでなんだか微妙だなーと思って端の方まで歩いていくと、商店が数件集まった通りがあるではないか!
ということで、ビーチに一番近い、サイケデリックなアートのお店で海を見ながらビールタイムを楽しみました。
こちらのお店は、入り口向かって右側がドリンクのお店で左側がお料理のお店となっていて、どちらを利用しても食事もドリンクも好きなように注文できます。
ビールと一緒におつまみとして、マッシュルームのフライを頼んだのですが待てど暮らせど来ず、最終のボートの時間になってしまいました。(たぶんオーダー通ってなかった)
おつまみは残念でしたが、旅の目的(?)だった、海を見ながら瓶ビールをラッパ飲みが果たせたので、最高の気分でした。
店舗情報
※地図ではちょっと奥まった感じになってますが、ビーチビューです。
まとめ
今回はアオナンビーチから気軽に行ける「陸の孤島」ライレイビーチ(Railay Beach)をご紹介しました。
ほんの少し離れるだけで、こんなにも海の美しさが違うのか!と感動したので、やはり次回クラビを訪れた時には離島まで足を運んでみたいなという想いが強くなりました。
また、今回は夕方に訪れたためアクティビティが全く出来なかったのが非常に残念だったので、次回は計画的に訪れて、サップやシーカヤックも楽しみたいですね。
ただ、夕方に訪れたからこそ見る事ができた夕日はすごく素敵で、この時間帯に来て結果オーライだったかもと思い、帰りのボートは少しノスタルジックな気持ちになりました。
アオナンビーチから徒歩で行けるビーチも、静かで素敵なところがあります。
次回はそちらについてご紹介できればと思います!