タイで第二の都市、チェンマイ。
バンコクとは違ってのんびりとした空気を楽しむことが出来る人気の観光地で、毎年多くの方が国内外からチェンマイへ訪れます。
私もチェンマイののんびりとした空気感が大好きで、昔から何度も訪れています。
この記事ではチェンマイがどんなところなのか?バンコクからの行き方は?などを始めとする、旅行前に知っておきたい基本的な情報をまとめています。
チェンマイってどんなところ?
チェンマイはバンコクから約700㎞北へ行った場所にあり、日本で例えるなら東京都と岡山県位の距離感です。(私調べ)
バンコクに次いで二番目に大きな都市とされているチェンマイはかつてラーンナー王国の首都として栄えていました。
その歴史は現在のバンコクよりも古いのだとか!
そんな歴史あるチェンマイには市内の至る所に古いお寺が数多く残っていて、都があった名残から、市の中心部には今もまだお堀と城下町の入り口となる門が残っています。
バンコクとは違う北部独自の文化が栄えた街でもありますので、食文化や伝統工芸品、建築物などからも、その違いを感じる事が出来るでしょう。
都会らしい一面と古都の趣の両方を感じられる独特の空気感は、訪れた人々を虜にしています。
バンコクからチェンマイへの行き方
バンコクからチェンマイへの行き方は3種類。
2024年11月時点ですが、日本からチェンマイへ行く直行便は関西国際空港から週1便運航しています。
便が限られている為、バンコクを経由して行く流れが一般的です。
それぞれの行き方について以下で解説していきます。
飛行機での行き方
バンコクからチェンマイへ飛行機で行く場合、所要時間は約1時間15~1時間40分。
スワンナプーム空港、ドンムアン空港どちらからも一日数十本運航しています。
運賃は時期や航空会社によって様々ですが、LCCで行く場合、早期に予約すれば片道3,000円~5,000円程度。
観光客の集中するロイクラトンの時期や年末年始などは20,000円位まで上がったりもしますが、平均すると片道10,000円前後が目安でしょう。
飛行機のメリットは何といってもその速さです。
他の交通手段に比べ圧倒的に早く到着しますので、弾丸旅行の場合は特に飛行機がおすすめです。
バスでの行き方
交通費を節約したいならバスがおすすめです。
チェンマイ行きのバスはBTSモーチット駅近くのバンコク北バスターミナルから発着しています。
所要時間は約11時間。40分間隔で早朝から深夜まで運行しています。
運賃は運行する会社によってばらつきがありますが、相場は以下の通り。
食事付きでお得感のあるVIPシートでも4,000円以下なのは他の交通手段と比べてかなり安いですね。
下のリンクで検索したらバスの写真が見れたのですが、結構豪華で快適そうでした。
バスの場合は1日の本数が多いので予約をしなくても当日窓口でチケットを購入すれば大丈夫かと思いますが、乗りたい便が決まっている場合はオンライン予約も可能です。
鉄道での行き方
密かに人気があるのが約14時間かけていく鉄道の旅です。
鉄道でチェンマイへ向かう場合はファランポーン駅から発車となり、夜行列車を含めると1日に6本運行しています。
運賃は以下の通り。
時間はかかりますが、のんびりと車窓からの風景を楽しむ旅をすることが出来ます。
社内には食堂車もあるので、レトロな電車に揺られながらお食事もとることが出来ますよ!
個室席やエアコン付きの車両は席数が少なくすぐに満席となってしまいますので、早めの予約がおすすめです。
オンライン予約は90日前から出発の2時間前まで可能です。
以前は60日前からじゃないと予約できなかったのですが、更に早く予約可能になったようです。
チェンマイ旅行は何日必要?
初めてチェンマイに行く方はどれくらいの日数を確保すべきか迷うと思います。
極論を言うと日帰りでも楽しめますが、じっくり隅々まで楽しむなら2泊3日は最低限必要かなと個人的には思います。
バンコクからなら土日や三連休を活用して訪れられるので気軽に行くことができますよ。
チェンマイを満喫するなら2泊3日は欲しいところ
チェンマイはお寺巡りやカフェ・雑貨屋巡りの他にも様々なアクティビティがてんこ盛りです。
有名な観光スポットやレストラン、カフェ、ショッピングなど全てを楽しみたいなら2泊3日はあった方が満喫できると思います。
チェンマイに関するまとめ記事は以下にあるので、是非旅行の計画の参考にしてくださいね。
各記事、チェンマイに行くたびに更新しています。
早朝出発の日帰り旅行も人気
最近では早朝に出発して夜に戻ってくる日帰り弾丸旅行も人気なんだとか。
お洒落なカフェや雑貨屋を巡るだけなら日帰りでも十分楽しめるかもしれませんね。
日本からタイ旅行に訪れる方で、期間にあまり余裕はないけれどチェンマイも行きたい!という方でも、ある程度行く場所を抜粋すれば日帰りでも楽しめるプランを組むことができるでしょう。
個人的にはもったいないのでナシですが。笑
チェンマイのベストシーズン
タイにも季節はあり、過ごしやすい時期とそうでない時期があります。
以下ではチェンマイへ旅行するベストシーズンについて解説しています。
過ごしやすい気候は11~2月の乾季
雨が少なく、日中も気温がそこまで上がらず過ごしやすいのは11~2月の乾季です。
ただし、この時期は旅行のハイシーズンにもなりますので、ホテルや航空券の代金も他の時期に比べると少し高い傾向にあります。
とにかく安く旅行したいなら雨季の中でも6月が最も安くなると言われているのでおすすめですが、チェンマイはバンコクのように屋内で楽しめるスポットが少ないので一日中雨が多いと街歩きが少し大変かもしれません。
また、乾季のベストシーズンは朝晩が冷え込む傾向にあります。
パーカーや薄手のシャツなどの羽織物は必ず持参しましょう。
4・5月頃は高い気温と大気汚染に注意
タイでは1年の中で最も気温が上がる4・5月は北部のチェンマイでも同じように気温が上がります。
この時期はバンコクよりもチェンマイの方が暑く、ひどい時は40℃を超える日も。
バンコクであれば避難できる冷房付きのお店やショッピングモールが沢山あるので、暑い日でもそこまで大変さはありませんが、チェンマイは大きなショッピングモールがそこら中にあるわけでもなく、さらにめちゃくちゃ暑いです。
この時期にチェンマイを訪れる方は熱中症対策をしっかり行いましょう。
気温に加えて、この時期のチェンマイは大気汚染が酷いことでも有名です。
健康に被害を及ぼすレベルになる日もあると言われているので、マスクは常備しておくことをおすすめします。
ちなみに私は4月のソンクランの時期に行きましたが、そんなに空気の汚さを感じませんでした。
ハイシーズンはソンクラン祭りとロイクラトン祭り
チェンマイに多くの訪問者がやって来るのは、下記のふたつのお祭りの時期です。
- ソンクラン祭り:4月13~15日
- ロイクラトン祭り:陰暦12月(毎年11月頃)の満月の夜
この時期はバンコクだけでなくチェンマイにも国内外から多くの人が集まります。
航空券やホテルの価格も高騰しますので、旅行の計画はやめに立てることをおすすめします。
まとめ
今回はバンコクからチェンマイへ旅行する際の行き方など基本情報をまとめてみました。
こうしてまとめているだけでもまたチェンマイへ行きたい欲がムクムクしてきます…!
個人的に大好きなチェンマイはご紹介したい事が山ほどありますので、その他のチェンマイ情報は以下の記事もご覧いただけると嬉しいです!