スワンナプーム国際空港からバンコク市内への行き方|電車・タクシー・バスまとめ

タイ基本情報

スワンナプーム国際空港からバンコク市内までの行き方は?

この記事では送迎サービス以外で自力で市内まで行く方法を電車・バス・タクシー・オプショナルツアーの4種類でまとめました。

事前に調べておけば空港についてからも安心です。

※2024年9月更新:Grabのピックアップポイントが出来たので追記しました。

スワンナプーム国際空港の場所

スワンナプーム国際空港はバンコクのお隣、サムットプラカーン県にある国際空港です。

「スワンナプーム」とは、「黄金の土地」という意味があり、これはプミポン前国王が命名したのだとか。

2006年にオープンし、東南アジアのハブ空港を目指している同空港では、毎日世界各国の航空会社の飛行機が離着陸しています。

スワンナプーム国際空港からバンコク中心部までの所要時間

スワンナプーム国際空港からバンコクの中心部まではおよそ25㎞。

車でアクセスする場合は約30分程度の所要時間となります。

しかし渋滞の多いタイでは、この目安はあてにならない事もしばしば。

渋滞の酷い朝晩のラッシュと重なった場合は、1~2時間かかる可能性も無きにしも非ず。

もちろんタクシーや送迎サービスなどを利用するのが一番便利ではあるのですが、以下で公共交通機関を含めた行き方をまとめたので、参考にしてください。

スワンナプーム国際空港からバンコク市内への行き方

スワンナプーム国際空港からバンコク市内への行き方は大きく5通り。

  • エアポートレールリンク
  • バス・ロットゥー
  • タクシー・Grab
  • オプショナルツアーを利用

空港内はB階がエアポートレールリンク乗り場、1階がその他の交通機関のりばとなっています。

そしてGrabはどの階でもピックアップしてくれます。

それぞれの方法について説明していきますね。

エアポートレールリンク

エアポートレールリンクはスワンナプーム国際空港からBTSパヤタイ駅までを結んでいる電車。

渋滞の影響が無く、料金も安く、尚且つハードルが最も低い乗り物と言えるでしょう。

時刻表・運賃

写真は2022年11月時点の時刻表。

スワンナプーム国際空港からの始発は5:30、最終は0:00(土日は0:08)です。

運賃は初乗り15バーツ、最大で45バーツ

今回はマッカサン駅まで乗車したので、35バーツでした。

バンコク中心部の駅

市内の交通機関と接続されているのはマッカサン駅とパヤタイ駅。

目的地に応じて降りる駅は異なります。

  • マッカサン駅:MRT乗り換え駅。スクンビット方面・ラチャダー方面へのアクセス
  • パヤタイ駅:BTS乗り換え駅。サイアムエリア・カオサンなど川沿い方面

シーロム方面へ行くなら、距離的にはパヤタイでBTSに乗り換えて行く方が近いですが、サイアム駅でスクンビット線からシーロム線へ乗り換えなければいけません。

マッカサンでMRTに乗り換えればその後シーロム駅まで直通なので、時間は少しかかってもこっちの方が楽かもしれません。

エアポートレールリンクの乗り方

乗車券は券売機または窓口で購入できます。

券売機はタイ語か英語のみ対応となっていて、お札、コインの両方が使えますが20バーツ札と2バーツコインは使用不可。

行きたい駅を押すと運賃が表示されるので、お金を投入します。

切符はコインのような形です。

入口ではこの切符をタッチ部分にかざし、出口ではコイン投入口のような形の所に入れます。

エアポートレールリンクの車内

車内はとっても綺麗で広々しています。

時間帯にもよるかもしれませんが、お客さんも少ないので荷物が多くても安心です。

路線バス

時間はかかるが一番安い運賃で遠くまで行けるのが路線バス。

しかしタイ語オンリーなケースが多く、難易度は高め。

市内中心部まで出られるバスは4種類あり、空港前から乗れるものとバス乗り場までシャトルを使って行かなければならないものの2種類があります。

空港前から乗れるバス

空港1階出口から出ているのはS1系統のバスで、スワンナプーム空港とカオサン・王宮エリアを繋いでいます。

  • 運賃:60バーツ
  • 運行時間:6:00-20:00
  • 乗り場:空港1階7番出口付近
空港巡回シャトルバスを利用するバス

下記3系統のバスは空港巡回シャトルバスを利用し、Public Transportation Centerまで行ってから乗車します。

  • 系統:554・555・558
  • 行き先:ランシット・セントラルラマ2など
  • 運賃:最大38バーツ

もちろん途中下車は可能ですが、バンコクの中心部を通るものがないので、旅行で来られる方にとってはあまり需要が無さそう。

ちなみに私も路線バスで行った事はありません。

Public Transportation Centerからはロットゥーも乗車可能

ロットゥーとは定員10名程度バンタイプのバスで、路線バスよりは速く快適で且つルートが多いのが魅力ですが、荷物置き場が無いので大荷物の方には向いていない乗り物です。(写真は空港を走るものではなくイメージです)

こちらも郊外行きのものが多いのですが、唯一使えるとすれば551と552の2路線。

<551系統>

  • 行き先:BTSヴィクトリーモニュメント駅
  • 運賃:約40バーツ

<552系統>

  • 行き先:BTSオンヌット駅
  • 運賃:約30バーツ

運転の荒いドライバーが多いことでも知られているので、乗車の際は気を付けましょう。

カオサン方面へ行くならLimobusも便利

Limobusはカオサンとスワンナプーム空港やドンムアン空港を繋ぐ有料シャトルバス。

途中でBTSパヤタイ駅やMRTシーロム駅などを通るルートがあるので、目的地が近い場合は快適だと思います。

路線バスやエアポートレールリンクよりも運賃は高いですが、エアコン・Wifi完備のバスで快適に移動ができるのが便利。

LIMO BUS – HAVE A PEACEFUL COMFORTABLE AND CONNECTED JOURNEY WITH LIMOBUS

タクシー

タクシーは空港1階の出口に乗り場があり、乗車時には写真の発券機で整理券を発券します。

発券機の近くにはスタッフがいて、行き先を聞いてくるので、行き先を告げればすべて操作して整理券を発券してくれます。

整理券に書かれている番号と同じ番号が書かれたレーンに停まっているタクシーに乗ればOKです。

スワンナプーム空港からバンコク中心部までは約250~400バーツで、所要時間は約30分程度。

タクシーは上記の料金に加え空港使用料50バーツを支払います。

もし高速を使う場合は高速道路使用料も乗客が支払う仕組みです。(25バーツ~距離により異なる)

高速を使ってほしくない場合は予めその旨を伝えましょう。

また、最近はスピードメーター(普通のタクシーよりも速いペースでメーターが上がるタクシー)の被害が増えています。

乗ってからでなければ気が付かないので、防ぎようがありませんが、何かおかしいと思ったら目的地に着く前でも下車するのがベスト。

Grab(配車アプリ)

タクシーを利用したいけど行き先が伝わるか心配・ボッタクリに遭いたくないなどの不安がある方は、Grabがおすすめです。

ネット環境が整っていればすぐに使え、英語にも対応しているので、タイ語がわからない方も安心です。

料金はアプリ内に表示されキャッシュレスでも支払いができるので、ボッタクリ被害に遭うこともないし、現金を持っていなくても利用可能です。

事前にアプリをダウンロードしてカード登録まで済ませておけば、空港に着いてから慌てる心配もないですね。

Grab Superapp

Grab Superapp
開発元:Grab.com
無料
posted withアプリーチ
Grabピックアップポイントは1階(地上階)

空港内にはGrabのピックアップポイントがあるので、Grab利用時は現在地をGrabのピックアップポイントに設定しましょう。

空港前は二つの道があり、1階の手前側はタクシー乗り場とタクシーの待機スペース、奥側は一般車も走れる道となっています。

Grabのピックアップポイントは空港の建屋を背にして立ち、右手の奥側です。

3番出口くらいから外に出ると緑に光輝くGrabの建物があるので、絶対に見つけられます。

オプショナルツアーを利用

あーもう色々考えるの面倒臭い!そもそも飛行機で疲れてるのにホテルまでの移動で余計なエネルギーを使いたくない!って人は事前に空港送迎サービスを予約するのがベスト。

上記で紹介した方法と比較すると値段は少し張りますが、安心で快適に旅を始める事ができます。

海外オプショナルツアーならベルトラが有名ですが、調べてみると貸切の送迎車が1台1,200バーツ~でした。

1,200バーツの方は3名くらいまで乗れるようなので、複数名での旅行ならお得感が無いことも無いです。

ベルトラで空港送迎サービスをチェックしてみる

 

スワンナプーム国際空港からバンコク市内への行き方まとめ

今回はスワンナプーム国際空港からバンコク市内への行き方をまとめてみました。

バンコク旅行のベストシーズンに関しては以下の記事でもご紹介しています。

良かったら旅行の準備にお役立てください!

タイ旅行のベストシーズンは?季節ごとの気候と観光におすすめの服装
タイ旅行へ行くならどの季節がベスト?この記事ではタイの3つの季節(乾季・暑季・雨季)と、季節ごと平均気温や降水量、各シーズンの観光におすすめの服装、旅先での服装の注意点(ドレスコードなど)を一挙にまとめました。