一時帰国中の一大イベント(?)のひとつである免許更新へ行ってきました!
コロナで今まで日本へ帰国できていない方は、次の一時帰国で更新をと考えている方も多いでしょう。
申請の流れや時間などは都道府県ごとに異なると思いますので全部は参考にならないかと思いますが、今回私が兵庫県明石市の免許更新センターで行ってきた申請についてまとめました。
これから行く方の参考になれば嬉しいです。
コロナ期間中に期限が切れた免許の更新について
警察庁のホームページではコロナで免許の更新期限が過ぎてしまった方向けのお知らせを出しています。
今回は「更新」と記載していますが、正しくは再取得という扱いになり、コロナの影響で更新期限が過ぎた人は再取得時の学科試験と技能試験が免除されるため、必要な手続きのみで新しい免許証を取得する事ができます。
ちなみにこれからご紹介するのは私の実家がある兵庫県で申請する場合の流れになります。
必要な書類や申請の流れは都道府県によって異なる場合があるので、申請の際は事前にHPや電話等で確認する事をおすすめします。
各都道府県のHP一覧はこちら。
免許更新に必要なもの
免許更新時には以下を持参していきましょう。
住民票が無い場合
私は日本の住民票を抜いているので、自身の住民票がなく、代わりに戸籍謄本で対応できるか確認しましたが無理との事でした。
住民票が無い場合は、免許に登録する住所に住んでいる人に住民票を取ってもらい、その裏面に「居住証明」を記入してもらう必要があります。
居住証明とは、免許を取得する人が住民票を取った人の家族であり、一時帰国中に住民票の住所に滞在している事を証明するというような文言を記入したものです。
内容を記入し、印鑑を捺せば、住民票の代わりとして受理してもらう事ができます。
今回私は母に頼み、スムーズに受理して頂けました。
免許更新の場所・受付時間
兵庫県にはいくつかの免許更新センターがありますが、明石の免許センターのみ対応しているとの回答でした。
地図は以下です。
明石は免許試験場と免許更新センターが隣接していますが、今回の更新の場合は免許試験場で手続きを行います。
受付時間は10:30~11:30で、お昼休憩を挟んで13:30頃より講習があります(30分~2時間)。
講習終了後30分程度で新しい免許の受け取りです。
免許更新の流れ
免許更新の流れは以下の通り。
ざっくりですがこんな感じ。
講習の前に昼休憩が1時間入るので、所要時間は約4時間となりました。
インフォメーションで書類を貰う
中へ入ってインフォメーションに目的を伝えると、必要な書類がセットで貰えます。
最近一時帰国での更新が増えているのか、めちゃくちゃ対応が早くて助かりました。
証明写真撮影
申請書類に張り付ける証明写真を撮影します。
サイズは3×4㎝で、事前に持参してもOK。
事前に確認すると、料金は700円で街中の証明写真機と価格が変わらなかったので、私は当日に撮影しました。
書類記入
受け取った書類を記入し、チェックカウンターへ持って行きます。
書類は全部で4種類あり、基本的な申請用紙の他に免許返納の用紙や質問票などがありました。
コロナウイルス感染拡大防止対策の兼ね合いでボールペンは設置されていなかったので、持参する事をおすすめします。
ボールペンを忘れた場合は証明写真を撮影する場所で購入が可能です。
書類チェック
書類チェックは2か所あり、1か所目のチェックポイントでは
- 記入済みの書類
- 期限切れの免許
- 住民票
の3点を提出します。
ここでは、記入内容に漏れや間違いが無いかを確認します。
2か所目のチェックポイントでは上記に加え、パスポートを提出します。
パスポートは、海外に滞在していて帰国していないという証明の為に必要ですので、もし免許が更新できなかった期間の間に海外でパスポートの更新を行った方は、古いパスポートも持参した方が良いでしょう。
申請料支払い
書類がOKだったら申請料を支払って、支払い済みの判を捺してもらいます。
ここでの申請料は1,300円。
その後免許受け取り前に1,700円を支払いますのでトータルで3,000円が必要です。
視力検査
支払いが済んだら簡単な視力検査です。
検査は一般的なものですので、ものの5分程度で終了です。
視力検査前に簡単な動きの確認もします。
片足でジャンプしたり、両手をグッパーグッパーしたりという本当に簡単なものでした。
書類の提出
視力検査が終わったら最後に書類を提出し、手続きは完了です。
書類を提出する際に、講習内容と時間、集合場所についての説明があります。
講習の受講
お昼を挟んで、講習です。
講習は運転免許更新センターで、一般の更新者と一緒に受けるのですが、期限切れの申請者の対応をしてくれる講習は午後1番の1日1回のみですので、時間に遅れないよう行動しましょう。
優良運転者は30分の講習で、その他は1時間と2時間の講習がありました。
講習が終わったら再び免許試験場へ戻ります。
免許の発行
免許試験場へ戻ったら、免許用の写真を撮影し、免許発行となります。
人数にもよるかと思いますが、講習終了から免許の発行までの時間はおよそ30分でした。
免許を受け取ったら記載情報に間違いが無いかを確認した後、流れ解散となります。
免許更新時の注意点
今回イレギュラーな免許更新をおこない、普段の免許更新とは勝手が違うと感じた部分が3点ありました。
以下に注意点としてまとめますので、参考までにご確認ください。
対応時間が限られている
上記でも何度も書いていますが、期限切れの方を対象とした講習は1日1回のみで、受付時間も10:30~11:30の1時間のみと限られています。
遠方から明石の試験場へ訪れる場合は、受付時間に間に合うように、時間に余裕を持って行動しましょう。
意外と時間がかかる
更新の申請と講習ビデオの視聴の間に1時間のお昼休憩を挟む為、意外と時間がかかります。
普段の免許更新と同様に1,2時間で終わると思って後に予定を入れてしまうと結構焦るかも。
私は10:30ちょっと前に到着し、免許を受け取ったのは14:30、その後バスでJR明石駅に到着したのは15:00を過ぎていました。
優良運転者講習だったので30分で済みましたが、前の免許の期間に違反をしている方は講習が1~2時間になるので、終わりは15:00とか16:00とかになりますね。
古い免許は記念に貰えない
期限切れの免許の更新は“更新”ではなく“再発行”というカテゴリなのだそうです。
その為、期限切れの免許は返納する必要があり、記念に持って帰る事は出来ません。
どうしても記念に残しておきたい方は事前に写真でも撮っておいた方が良いですね。
まとめ
今回は期限切れの免許を更新する際に必要なものや流れ、注意点などをまとめました。
私は兵庫県明石市の免許センターでの手続きだったのですが、流れや受付時間、必要書類等は都道府県により異なると思います。
私も電話で問い合わせたら、実際に別の県で申請した知り合いの話とは少々違う部分がありました。
免許更新ハガキに更新センターの電話番号があるので、事前に電話で確認するのがベストです。