マレーシア・クアラルンプールの観光で外せないのはやっぱりモスクの拝観。
クアラルンプールは市内と郊外にいくつかの有名なモスクがあります。
今回ご紹介するプトラモスクは、クアラルンプールから車で30分程度の距離にあるので、短い旅程でも訪れやすいモスクです。
この記事ではプトラモスクへの行き方や見どころ、営業情報などを詳しくご紹介しています。
これから行く方の参考になれば嬉しいです。
プトラモスクとは
プトラモスクはクアラルンプールから車で約30分のプトラジャヤにあるモスク。
プトラジャヤはマレーシアの行政新首都として1990年ごろから開発が始まった連邦直轄領で、その中に立てられたこのプトラモスクも完成が1999年と、比較的新しいです。
ピンク色のドームが特徴的なので、「ピンクモスク」と称される事もしばしば。
建設にはバラ色がかった花崗岩が使用されているのだとか。
モスク内には一度に約15,000人を収容する事ができます。
クアラルンプール近郊の観光スポットとして有名なので、観光客向けの外国語ガイドのサービスもあり、観光客フレンドリーなモスク。
もちろんマレーシアの方々の祈りの場としても毎日活用されていますので、見学可能な時間には制限があります。
プトラモスクの見どころ
プトラモスクの見どころは、やはりドームの内部。
15,000人を収容できる内部は、とても広く、厳かな雰囲気が漂っています。
観光客の入れるエリアは限られていて、結構人が多くて賑やかなんですが、そては天井が高くだだっ広い空間のわずか一部です。
奥には熱心にお祈りをする方々の姿も見る事ができるでしょう。
ドームは外壁も内部も一面ピンク色に包まれていて、その至る所に花崗岩が使用されています。
ドームの高さは約50mあり、中から見上げると本当に美しい。
素敵な写真を撮ろうと何度も頑張りましたが、肉眼で見た繊細で厳かな風景には劣りますね。
この柄のワンピース欲しいわってくらい好みです。(感想がペラい)
ドームに圧巻され、満足して回れ右するとこんな景色。
シャンデリアが素敵です。
外の明るい光が差し込んで、窓ガラスの模様が切り絵みたいになっていて可愛い。
タイミングが良ければアザーンが聞けるかも
礼拝の時間が近づくと、「アザーン」という礼拝を知らせる呼びかけがスピーカーから流れてきます。
礼拝中の拝観は出来ませんが、礼拝時間直前のアザーンは拝観時に耳にする事ができるかも。
湖から見るモスクも素晴らしい
モスクを出てプトラブリッジの方へ歩いて行く時に見える景色。橋からのモスクもすごく良い感じで、時間帯によっては夕焼けとモスク的な素敵な写真も取れそうです。
夜はライトアップをやっている時期もあるみたい。(いつもやっているかどうかはわからないので調べてください)
プトラモスクの行き方
プトラモスクはクアラルンプールから電車やタクシーで行くことができます。
電車で行く場合、駅からモスクまではバスの乗り継ぎがあったり、電車やバスの本数が少なかったりするので、スケジューリングには注意が必要です。
KLセントラル駅から電車・バスで行く
KLセントラル駅からKLIA Transit(エクスプレスレールリンク)を利用します。
空港行きに乗り、2駅目が最寄りの「Putrajaya Central駅」です。所要時間は約16分。
そこからT511系統のバスに乗り、9駅目のKementerian Kewangan停留所で下車します。
最寄りの停留所からは徒歩約20分なので、結構遠い。
全てのタイミングが良くても1時間くらいは普通にかかってしまうと思います。
タクシー・Grabで行く
電車やバスを乗り継いで行っても結局最寄り駅から結構歩かないといけないので、プトラジャヤセントラル駅からGrabやタクシーを利用するのが無難です。
私もこの度はGrabを利用しました。
行きは市内だったのですぐに捕まったのですが、帰りはなかなか捕まらず少し苦戦しました。
というのもプトラモスクのあるプトラジャヤは政府機関の集まる行政地区。
その為、土日は観光客以外の往来があまりなく、交通量も多くありません。
なかなかタクシーがつかまらない事も加味して、プトラモスク訪問の際は時間に余裕を持ったスケジュールを組んでおくことをおすすめします。
プトラモスクの料金・所要時間・注意点
その他の情報も以下にまとめました。
所要時間は人によって異なりますので参考まで。
拝観料
拝観料は無料です。
マレーシアのモスクは無料で素晴らしい造形物が見られるので、すごくありがたいですね。
拝観時に着用するローブも無料。
入口右側のローブカウンターで貸し出しをしています。
所要時間
外からと内部と、両方たくさん撮影し、礼拝堂以外の見学ものんびりおこなったとしても30分~1時間くらいだと思います。
敷地面積はそこまで大きくなく、地下通路のあたりも色々と散策してみましたが、特に何もなかったので、30分くらいでも結構満足できそう。
ボランティアガイドの方が空いている場合は、ムスリムのおはなしなども色々聞けるので、もう少し時間がかかりそうです。
観光時の注意点
歩きやすい靴で行こう
ドーム内は土足厳禁ですが、土足で入れる部分も石造りの床になります。
また、タクシーがつかまらずに少し歩くなどの可能性もありますので、歩きやすい靴で行くのがおすすめ。
拝観可能な時間に注意
プトラモスクだけでなく、マレーシアのモスクではお祈りの時間には一般客の入場が出来ないルールになっています。
金曜は特に時間制限が厳しいので、訪れる際は事前に拝観可能な時間をチェックしておきましょう。
以下に全部まとめたのでご確認ください。
基本情報
住所 | Persiaran Persekutuan, Presint 1, 62502 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya, マレーシア |
電話番号 | +60388885678 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 月-木・土日:9:00-12:30/14:00-16:00/17:30-18:00 金:15:00-16:00/17:30-18:00 |
定休日 | なし |
最寄り駅 | KLIA Transit(エクスプレスレールリンク) Putrajaya Central駅から車・バスで約20分 |
まとめ
今回はプトラモスクについての見どころや行き方などをご紹介しました。
イスラム教の事は全然詳しくないのですが、建物の造りやタイルの柄など、とにかく可愛くて美しくて、時間を忘れてぼーっと眺めてしまいました。
クアラルンプールから車で30分程度の距離なので、短い旅程でも観光に組み込みやすいですが、若干行き方が面倒臭いかなと言う気もしなくもない。
ただ、ちょっと面倒臭い想いをしても行く価値のあるとても素敵なモスクでした。
クアラルンプールのおすすめ観光スポットは以下の記事でも色々まとめています。
よかったらこちらの記事もクアラルンプール旅行の計画に役立てて頂けると嬉しいです!