ドリアンを始めとするフルーツファームが有名なチャンタブリー。
フルーツ食べ放題の合間に是非訪れて欲しいのが、今回ご紹介する「ワット パクナーム ケームヌー」です。
バンコクの有名なお寺「ワットパクナム」と同じ名前が付くこちらのお寺ですが、雰囲気は全く違います。
小ぢんまりしているのでサクッと観光もできるのでおすすめ!
これから行く方の参考になれば嬉しいです。
Wat Pak Nam Khaem Nu(ワット パクナム ケームヌー)とは
ワット パクナム ケームヌーはバンコクから東へ約250㎞の距離にあるチャンタブリー県のお寺です。
バンコクから車で約3時間程のワンタノート川という川の河口付近にあり、タイ湾が近いので周辺はちょっとした観光地になっています。
お寺は青と白のセラミックタイルで装飾されており、青空に映えるその佇まいが何とも美しいです。
訪れてみるとわかるのですが、パッと見た感じ本堂は比較的新しそうな雰囲気があり、所々修繕なのかまだ建設途中なのか?という雰囲気が残っていました。
実は以前の本堂は潮風による風化で損傷を受けてしまい、現在新しい本堂へ建て替えられたのだとか。
だから風化対策として耐久性と光沢のあるセラミックのタイルを使っているんですね。
Wat Pak Nam Khaem Nu(ワット パクナム ケームヌー)の見どころ
ワット パクナム ケームヌーの見どころはなんと言っても本堂!
ワット パクナム ケームヌー自体はあまり規模が大きくない、こぢんまりしたお寺なのですが、やはり見どころとなる本堂は本当に美しい。
外観は青と白のセラミックライルで覆われていて、異世界感のある佇まい。
近くで見てみるとこんな装飾や
こんな装飾。
お花のようにも見えるし、火のようにも見えるし、鳥のようにも見える。
龍もいます。ちょっと中華っぽい雰囲気で素敵です。
縁起の良さそうな鳥もいます。
本堂の中はまだ工事中だったのですが、外観とは打って変わって目が覚める鮮やかな色彩です。
天井はタイのお寺でよくある感じ。
壁面には色々な絵が描かれていました。
これって何でしたっけ?仏様の一生でしたっけ?
本堂の周り。
ここで写真撮ったら映えそうだな~と考えながら歩いていると後ろの方でカップルの撮影会はじまっていました。笑
本堂横には銅鑼があります。
こちらも写真スポットとして良い感じですね。
誰も撮ってくれないけどとりあえず鳴らしておきました。
タイのお寺ではよく銅鑼を見かけますが、仏教的にどのような意味があるのでしょうか。
また調べてみようと思います。
お寺の中にあるお土産ショップも注目したい
他にはタンブンするのか説法を聞くのか?なスペースがあったりはしますが、基本的には何もない感じです。
お寺の中には食べ物のお土産屋さんがいくつかあるので、こちらでお菓子や干物などを調達するのも良さそう。
さすがチャンタブリー。ドリアンがたたき売り状態です。
海が近いので、イカなどの乾物を売るお店もありました。
駐車場近くの壁も可愛かった。
ワット パクナム ケームヌーの行き方
バンコクからワット パクナム ケームヌーへは以下2通りの行き方があります。
バスとタクシーを乗り継ぐ
バンコクからバスで行く場合は、エカマイ東バスターミナルかモーチットのミニバスターミナルを利用してチャンタブリーのバスターミナルまで行きます。
バンコクーチャンタブリー間は約4時間半、運賃は270バーツのようです。
バスターミナルからワット パクナム ケームヌーまではタクシーで約40分。
乗り合いのソンテウなどもあるかもしれませんが、結構大変な道のりです。
※帰りは流しのタクシーやGrabがつかまりにくい可能性があるので、行きで利用したタクシーと交渉して帰るまで待っていてもらう事をおすすめします。
車で行く
パタヤくらいまでならタクシーでも交渉すれば行ってくれますが、チャンタブリーは流石に行ってくれるタクシーが限られてしまいそうです。
という事で、個人的に、国際免許やタイの運転免許を持っている方は、レンタカーを借りていくのが一番気楽で所要時間も短いのではないかと思います。
私も今回は自分の運転で行きました。
長時間の運転は大変ですが、途中で気ままに寄り道ができるし、荷物や時間の事も気にしなくて良いので、個人的にはこの方法が一番おすすめ。
バンコクの旅行会社やレンタカー屋さんは運転手付きの車を手配することも出来るので、自分で運転していく事に不安がある方はそういうサービスを利用するのがおすすめです。
ワット パクナム ケームヌーの料金・所要時間・注意点
その他の情報も以下にまとめました。
所要時間は人によって異なりますので参考までに。
拝観料
無料です。
所要時間
30分~1時間程度。
たくさん写真を撮ったり、隅々まで2周ぐらいしても1時間かからないんじゃないかと思います。
観光時の注意点
露出の少ない服装を心がけて
フォトジェニックなスポットとしても人気を集めている観光地ですが、お寺ですので以下の服装は極力避けましょう。
- ノースリーブやミニスカートなど、露出の激しい服
- レギンスなど、身体のラインがわかりすぎる服
- ダメージジーンズ
暑さ対策は万全に
ワット パクナム ケームヌー周辺はコンビニや冷房の効いたお店もちらほらありましたが、基本的には暑さがすごい。
小さなお寺ですが、30分も見て回るとやっぱり熱いと思います。
日よけの帽子は熱中症対策の水などは事前に準備していきましょう。
まとめ
今回はワット パクナム ケームヌーについて見どころや行き方などをご紹介しました。
バンコクから行きづらいという事もあり、外国人観光客は少ない穴場的スポットのひとつではないかと思います。
お寺の規模は小さく、1時間もあれば全て見終えてしまいますので、ここだけの為にチャンタブリーへ行くのは少しもったいないかも。
フルーツファームを訪れたついでなど、どこかへ行ったついでにこちらも見て帰るくらいの感じで訪れるのがベストじゃないかと思います。