明日は給料日!という事で今日は私のお給料や一か月の生活費をご紹介します!
大雑把でお金の管理が苦手なので参考になるのかわからないですが、一応毎月貯金もしながらやりくりしているので、これからタイに移住して現地採用として働きたいと考えている方の参考になれば幸いです。
私の基本情報
まずは私の基本情報です。誰得情報ですが同じようなスペックの方で移住を考えている方も多くいらっしゃると思うので、給与相場の目安になればと思い晒しておきます。
- 職業:日系企業のタイ法人で、法人向け営業職
- 経験:日本では7年間ほど普通に会社員をしていましたが営業は未経験。
- スキル:自動車の運転ができる以外に大したスキルなし。
- 語学:英語は中学生レベル・タイ語は挨拶レベル(入社時)
- 給与額:手取りで63,000バーツくらい
- 休日の過ごし方:月に1,2回誰かと遊びに行くか、一人で週1回ブラブラする以外はほぼ引きこもり。
- 配偶者:配偶者どころか恋人もなし。
ノースキルで語学力も無ければ50,000~60,000バーツくらいの給与額が妥当かと思います。
タイは年次の平均的な昇給率が確か3%くらいだったはずなので、昇給率が良くボーナスの額も大きいような会社で長く働けばそれだけで年数千バーツ単位でどんどん昇給していく場合もあるかもしれません。私はこつこつ地道に…です。
業界にマッチした経験やスキルをお持ちの方、マネジメント経験のある方などは80,000~100,000バーツくらい貰えるところも多いのかな?よくわかりませんが。
また、私の勤めている会社は交通費や住宅補助、残業代の支給など、基本給以外に+αで支給される福利厚生が皆無なので、基本給が低くても手当の多い会社を探せばノースキルでも実質70,000バーツくらい貰える場合もあるかもしれません。
一か月の大まかな生活費の内訳
さて、一か月の大まかな生活費の内訳です。固定費と変動費に分けてご紹介しますね。
参考までに日本円も記載しています。(1バーツ=3.5円で計算)
固定費
- 家賃:13,000バーツ(45,500円)
- 電気代:約600バーツ(2,100円)
- 水道代:約40バーツ(140円)
- 携帯代:400バーツ(1,400円)
- インターネット代:600バーツ(2,100円)
- 通勤費:約2,000バーツ(7,000円)
- 先取り貯金:30,000バーツ(105,000円)
固定費ってこんなもんかしら?合計すると16,640バーツと貯金なので、毎月自由に使えないお金は合計で46,640バーツ(163,240円)です。
変動費
細かい計算をするとストレスが溜まるので、給与額から固定費を差し引いた金額を30日で割って1日に使える金額を決めています。
つまり63,000‐46,640=16,360バーツ(57,260円)が1か月で自由に使えるお金で、30日で割ると545バーツ(1,907.5円)となります。
1日にこんなにたくさん使う事は無いので大体1日500バーツ位と思いながら生活しています。
最近はちょっと夜の外食が増えていたり、デリバリーを多用してしまったりで、なかなか1日500バーツに収めるのが厳しくなっている感。
なので一人での外食時や朝食、仕事時の昼食は極力節約しなきゃなあと思っています。(食べないという選択肢はない)
一日当たりの支出
では1日当たりの支出と、外食時の費用などを簡単にご紹介しましょう。
- 食費:210バーツ(735円)/1日(1食70バーツで計算)
- タバコ代:150バーツ(525円)
- コーヒー代:150バーツ(525円)(75バーツ×2杯/1日)
トータル510バーツです。結構使ってますね!びっくりしてます!
以前は95バーツのタバコを吸って、セブンのコーヒーの大きいサイズを飲んでいたのでもっと生活費が安かったんですが、お気に入りのタバコは製造中止になりマルボロへ変更。
セブンは常に長蛇の列で待ってられないので1杯75バーツのインタニンへ変更となったため、毎日使うお金が増えてしまいました。
フードコートも今年に入って全体的に10~15バーツ程値上げしたので、食費も増えました。
朝食は屋台のカオニャオムートート(25バーツ)が最近のお気に入りですが、毎日は食べられないので、セブンの20~30バーツ位のパンとローテしています。
晩ごはんは職場の人と食べに行くことが多く、日本食の定食とか食べちゃうので、なんだかんだ安くても200バーツくらい行く日が多いかも。
1人で食べる時は屋台メシやフードコート、自炊などで70バーツ以内に収めています。
仮にお友達やお客さんと外食した場合は以下の金額を自分の中の目安にしています。
- 日本食やおしゃれなランチ:300バーツ(1,050円)
- お客さんや大人数での飲み会:3,000バーツ(10,500円)
- 仲の良い友人との外食:1,000バーツ(3,500円)
飲み会は1軒あたり1,000バーツで計算。
しかしコロナを機に全く飲まなくなったので、2軒目、3軒目とハシゴして深酒する事はなくなりました。
また、仲の良い友人も続々と帰国してしまったので、職場の人と行く以外はほぼ外食しなくなりました。悲しい。
いずれにせよ他者と過ごす楽しい時間にお金のことをチマチマ考えたくないので基本的には高めの価格設定にしています。
無理せず貯められる貯金方法
最後に私の貯金方法についてご紹介します。
私が行う貯金法は2つ。【先取り貯金】【余りもの貯金】です。(ネーミングが雑なのはご愛嬌)
私がお給料日の前日の夜と当日朝に毎月行うルーティンとして、「給与振込口座のリセット」と「別口座への移動」の二つがあります。
給与振込口座のリセット
これは給料日前日の夜に、その日までに使いきれなかったお金を貯金用の口座へ移し替える作業です。
毎月1,000~2,000バーツくらいしか余りませんが、この作業を行う事によって「今月も余ったー!」という達成感を自分に与える事ができます。笑
これが前述の【余りもの貯金】です。
別口座への移動
これは【先取り貯金】の事で、お給料日の朝に30,000バーツを貯金用の口座へ移動させています。
その際に財布の中や別のポーチに入っている金額を追加して貯金用の口座へ振り込みます。ポーチの中に残った現金はその月の生活費に充てられます。
結局今いくらくらい溜まってるの?
タイに来て約5年、真面目に貯金し始めてからは約3年で、現在の貯金額は600,000バーツを超えました。
本当は1年で300,000バーツずつ貯めていきたいって思っているので、今年はめちゃくちゃ停滞しています。
理由は昨年末の虫歯の治療で約100,000バーツ使い、その勢いで何故かiPad&周辺機器をヤケ買いしたのがひとつ。笑
そして今年は約2年半ぶりの一時帰国があり、そこでも狂ったようにお金を使ってしまったので、今年一年はほんとに貯金できなかった!笑
年末にまた日本へ一時帰国するのですが、それが終わったらしばらくは節約しつつ貯金も頑張ろうと思います。
まとめ
物価の安いタイで現地採用として暮らす事は、安月給で良い生活が出来るのでイージーモードだというテレビ番組やネット記事を多く見かけます。
私はそのような情報を見るたびに「これいつの物価やねん!」「どんだけ郊外に住んでるやつの生活費やねん!」と都合よく脚色された情報に突っ込みを入れていました。
なので今回リアルな情報を晒す事で、間違った(または古い)情報を微力ながら覆したかったのです。
しかし改めて計算してみると、月の生活費5万円とかは絶対無理ですが、薄給でも無理せず毎月10万円貯金できると思ったら、やっぱタイの生活費は安いと思います。笑
生活スタイルは人ぞれぞれですので、私の生活費を見て高いと思う人も安いと思う人もいるでしょうし、あくまで一例として今回の記事をご覧頂けると幸いです。