カンチャナブリのハイライト的観光スポット「エラワンの滝」。
コロナの影響で事前に調べていた行き方はパーでしたが、その分ちゃんと現在の行き方がお伝えできるのではないかと思います。
そして朝から神経を使ってめちゃくちゃ大変でしたが、行った後の感想は「行ってよかった!」に尽きます。
この記事ではエラワンの滝の行き方や見どころを詳しくまとめました!
これから行く方の参考になれば嬉しいです。
エラワンの滝(Erawan Waterfall)とは
エラワンの滝はエラワン国立公園の中にある滝で、カンチャナブリの市街地からは車で約1時間半。
全長1,500mある滝は、タイで最も美しい滝と言われているのだとか。
敷地内に滝壺は全部で7つあり、遊泳可能な滝やまるでジャングルの中の秘境のような雰囲気のある滝など、見どころ満載です。
底まで見える程透き通った美しい水は、苔や藻が繁殖しにくい環境下にあるからこそ保たれている、まさに自然の贈り物。
水の中には天然のドクターフィッシュが泳いでいて、手や足を水につけると寄ってきて角質を食べてくれます。
7つある滝を全て周るには片道約2,000mの道のりとなりますので、動きやすい服装や靴で訪れる事をおすすめします。
エラワンの滝(Erawan Waterfall)の行き方
カンチャナブリ市街地からエラワンの滝への行き方は4通りあります。
※2021年12月現在、市街地からエラワンの滝行きのバスは1日1本との事。バスで行く際は事前に運行状況を確認する事をおすすめします。
バスで行く
エラワンの滝のあるエラワン国立公園行きのバスはカンチャナブリバスターミナルから出ています。
事前情報によると1時間に1本くらいのペースであるとの事だったのですが、2021年12月現在は1日1本、17時のみとの事でした。
本当か嘘かは正直わからないのですが、チケット売りの方やバスの運転手さんに聞いても皆、口を揃えて同じことを言っていました。
しかし、エラワン→カンチャナブリバスターミナルのバスは通常の運行スケジュールよりかなり減らしているものの、1日4本ありました。
ということは、カンチャナブリ→エラワンのバスも1日4本あるのでは?????と未だに疑問です。
でも取り敢えず本数は減っているので、バスで行く予定の方は事前に写真に記載されている電話番号に確認してみるのも手じゃないかと思います。
ソンテウで行く
バスがなかったので結局ソンテウで行くことに。
ソンテウの場合もカンチャナブリバスターミナルから出発ですが、こちらは乗り合いではなくチャーター形式です。
価格は往復で1,000バーツ。
私は1人で行ったのですごく高いと感じましたが、多分1人1,000バーツじゃなくて1台1,000バーツだと思うので、複数名で行く場合は割安感があるのではないかと思います。
山道をハイスピードでぐんぐん走りますが、ソンテウには柵が無いので少し危険。
利用する際は気を付けましょう。
レンタカー
ホテルの近くにはレンタルバイクのお店がたくさんあったのですが、エラワン国立公園までは山道なので、バイクで行くには少し勇気がいるかもしれません。
なので、もし国際免許やタイの運転免許をお持ちの方は、レンタカーが一番ストレスフリーじゃないかと思います。
私が旅行先でレンタカーを借りる場合Rentalcars.com で予約しています。
色々な会社の最安値を調べて提示してくれるので、お手頃な価格で車をレンタルする事ができます。
試しに直近の土日で調べたら、普通のセダンタイプで1,000バーツくらいからありました。
ツアー
自力で行くのに不安や抵抗がある方は、ちょっと高いけど現地ツアーもおすすめ。
ベルトラやGet your guideでもオンラインでネット予約可能ですし、バンコク発着のツアーも結構あるみたいです。
エラワンの滝(Erawan Waterfall)の見どころ
エラワンの滝には7つの滝壺があり、全長は約2,000mです。
7つ目の滝まで余裕だろうと思っていたのですが、重い荷物を持ちながら山道を進むのはかなりのエネルギーが必要で、5つ目でギブアップしてしまいました…悔しい!
3つ目くらいまでは余裕なんですが、4つ目から急に道が険しくなるんですよね。
小さなお子様と一緒に訪れる方は、2つ目の滝あたりで水遊びを楽しむだけでも十分満足度が高いと思います。
1つ目の滝|Hlai Khuen Rung
入口から1つ目の滝まではゴルフカートでの送迎があります。
運賃は片道30バーツで、人数が集まったら出発です。
私は行きは歩いて行ったのですが、道が綺麗に整備されていたので歩きやすく、5~10分程度で到着しました。
ミルキーなエメラルドグリーン色をした水は既にとても綺麗で、この先が期待できます!
2つ目の滝|Wang Macha
2つ目の滝は、1つ目の滝のすぐ近く。歩いて2,3分でした。
ここは滝壺が広く、泳ぐのに適しています。
トイレとシャワーはこの2つ目の滝が最後になりますので、水着に着替えていない方はここで準備を済ませておきましょう。
近くにライフジャケットのレンタルや販売もあります。
行きは早朝だったので誰も泳いでいませんでしたが、帰りは複数の人が滝壺での水遊びを楽しんでいました。
私も帰りに立ち寄って、足を付けて一休みしました。
3つ目の滝|Pha Namtok
3つめの滝は、2つ目の滝から2,3分の距離ですが、少しだけ道が険しくなった印象がありました。
高い所から豪快に落ちる滝の姿はとても美しかったなあ。
木漏れ日がまた綺麗で、しばらく座ってボーッと眺めてしまいました。
4つ目の滝|Oke Nang Peesau
4つ目の滝は3つ目の滝から10分くらいかかったと記憶しています。
ここから急に道が険しくなり、アップダウンが激しくなりますので、3つ目までで余裕ぶっこいてた人は気を引き締め直してくださいね!笑
丸い2つの岩肌を沿うように流れる水が柔らかな印象を抱きました。
すべり台みたいに岩肌を滑り降りたいな~なんて考えながら次の滝へ。(もうヘトヘト)
道中もめちゃくちゃ綺麗だったな…。
少し白濁したブルーは石灰岩の影響なのかな?優しい水の色と木々の緑、木漏れ日、いつまでも見ていたくなる絶景があちこちにありました。
5つ目の滝|Buea Mai Long
またアップダウンの激しい険しい道を通り、5つ目の滝に到着です。
5つ目が一番秘境感があって好きだなと思ったので、休憩がてら足を浸けてみる事に。
トレッキングで疲れて火照った足がキーンと冷えて何とも気持ちの良い爽快感!年末の涼しい時期だった為、水温はかなり低いように感じました。
足を浸けていると、ドクターフィッシュがワラワラと寄ってきます。
鯉ぐらいのサイズ感のもたくさんいたので少し怖かったのですが、人間の角質を食べるのは小さなサイズの魚だけのようです。
でも鯉サイズも普通に足の下とかをゆらゆらと泳いでいて、全然人間を怖がっていない姿に少し驚きました。(魚の写真は2つ目の滝)
もうここで足ぱんぱんでヘロヘロだったのと、2番目の滝でちょっとゆっくり遊びたかったので6番目と7番目は諦めました。いつかリベンジしたい!
ちなみに2つ目の滝ではこれでもかってくらい魚に食べられました。ちょっと気持ち悪いね。笑
エラワンの滝(Erawan Waterfall)の料金・所要時間・注意点
料金・チケットの購入
エラワン国立公園に入る為の料金は以下の通り
中にキャンプ場などもあるので、車やバイクでの入場も可能。
こちらは外国人料金無く、一律です。
チケットは自販機で購入します。(謎の迷彩柄)
自販機にはスタッフの方が立っているので、お金さえ渡せば勝手に全部やってくれます。
自販機から出たチケットはすぐさま奪われ、もぎってから渡されます。(自販機にする意味とは)
所要時間
エラワンの滝を満喫する為に必要な所要時間は最低でも2~3時間です。
私は3時間を目安に中に入り、2時間半くらいで外に出て、お昼ご飯を食べてちょうどいいくらいでした。
入り口前の駐車場にはレストランが数件あったので、こちらでガイヤーンを食べました。(めちゃうま)
滝壺で泳いだり、7つ目の滝まで行きたい方は、余裕を持って5時間くらいの時間を確保しておくことをおすすめします。
観光時の注意点
歩きやすい靴で行こう
7つの滝壺全てに行く場合、片道約2,000mとなります。
道は一部舗装されていますが、あっぷあダウンの激しい山道を歩くシーンもあったので、履きなれた歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
私はいつも旅行時に履くKEENのスポーツサンダルで行きました。
これはつま先が覆われていて、ソールが頑丈なので、旅行などたくさん歩く時はいつも履いているもののひとつです。
Tevaのスポサンもお気に入りのひとつなのですが、これはどちらかというと海用という立ち位置かな。
お気に入り&おすすめは以下の記事にまとめています。
暑さ対策は万全に
エラワンの滝の道のりは、草木が日陰になってくれるのでのんびり歩けばそこまで暑くはありませんが、道のりが長いので夢中になって歩いていると、気が付いたらたくさん汗をかいていました。
身体が火照ったら冷たい水で冷やせば良いとは思いますが、お水やタオルなどを準備し、暑さ対策・熱中症予防を行いましょう。
拭いたらスッとする汗拭きシートなんかもあると良いですね。
あとは、虫よけスプレーも必須です。
水着に着替えるタイミング
エラワンの滝で水着に着替えられるタイミングは2回あります。
1回目はエラワン国立公園へ入る前のトイレ。
シャワーブースがあるので、できればこちらで着替えて荷物は最小限にしてから入場するのが良いでしょう。
2回目は2つ目の滝壺近くのトイレ。
ここにもシャワーブースがあります。
これ以降はトイレなど着替えられるスペースが無いので、要注意です。
また、2番目の滝壺近くにはライフジャケットのレンタルや販売所もあります。
中に入ってがっつり泳ごうと思っている方は念のためレンタルしてはいかがでしょうか。
基本情報
まとめ
今回はカンチャナブリのエラワン国立公園の中にあるエラワンの滝をご紹介しました。
ソンクランにエメラルドプールへ行ったのですが、正直その何倍も美しくて本当に感動しました!
路線バスで行けなかったのは残念でしたが、帰りは貸切ソンテウの中で寝転んで爆睡していたので、結果的にはソンテウで良かったかもしれません。笑
バンコクから車で3時間程度で行けてしまうので、日帰りも可能です。
今回の記事が、これからエラワンの滝を訪れる方の参考になると嬉しいです。