バンコクの定番観光スポットと言えば、ワットプラケオ(王宮)・ワットポー・ワットアルンの3大寺院巡り。
初めてバンコク旅行に訪れる人は必ずと言って良い程訪れる名所ですよね。
上記3つのお寺は全て徒歩で行ける範囲にある為、半日や1日でまとめて観光する事が可能です。
数年前に近くにMRTの駅ができたことで自力でも訪れやすくなったので、今回は3つのお寺と周辺のスポットを合わせて、おすすめのコースを組んでみました。
コースの概要
今回考えたのは2つのコース
半日サクッとコースは1つのお寺につき30~1時間、じっくり巡るコースは1つのお寺につき1時間かそれ以上で考えています。
この記事では半日コースについてご紹介します。
じっくり巡るコースは下記にまとめているので、良かったらこちらもご覧ください。
移動について
お寺の中でたくさん歩くので、お寺間の移動はトゥクトゥクが良いかな?と思いながら書きました。
しかし、ワットプラケオとワットポーの間は徒歩で6分程度、ワットポーからワットアルンまでも徒歩+船で5分程度(船の待ち時間除く)です。
周りのお店や風景を眺めながらのんびり歩いても10~15分程見ておけば十分だと思います。
徒歩でも巡れる距離感ですので、乗り物を使わずにのんびり歩きながら巡りたい方は参考にしてください。
半日でサクッと巡るコース
半日で巡るプランは8:30にワットアルンからスタートです!
タイムスケジュールはこんな感じ。
時間 | 内容 |
8:30-9:00 | ワットアルンの中を見学 |
9:00-9:15 | 仏塔の前でタイ衣装を着て記念撮影 |
9:15-9:30 | 船と徒歩で移動 |
9:30-10:00 | ワットポーの中を見学 |
10:00-11:00 | ワットポーの中でタイ古式マッサージを受ける |
11:00-11:10 | トゥクトゥクで移動 |
11:10-12:10 | ワットプラケオの中を見学 |
12:10-13:30 | ランチ |
8:30-9:00|ワットアルンの中を見学
3大寺院の中で最も古いワットアルンは400年以上の歴史があるお寺です。
見どころは本堂よりも、川沿いから見える大きな仏塔。
仏塔の中程まで登る事ができるので、仏塔の上からのチャオプラヤの眺めを楽しんでみてください。
お寺の名前 | ワットアルン(ワット アルン ラーチャ ウォラマハーウィハーン(暁の寺院)) |
住所 | 158 Thanon Wang Doem, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok 10600 |
電話番号 | 02-891-2185 |
参拝可能時間 | 8:00-18:00 |
拝観料 | 100バーツ(飲料水付き・タイ人は無料) |
HP | https://www.watarun1.com/en |
Google Map | https://goo.gl/maps/tmWcGqkQAN2rraeR7 |
9:00-9:15|仏塔の前でタイ衣装を着て記念撮影
ワットアルンを出たところにはお土産屋さんなどが並ぶエリアがあり、タイ衣装を貸し出してくれるお店もあります。
服の上から着用する簡易的なものですが、旅の思い出になるのでおすすめです。
アクセサリーもたくさん着けさせてもらえるよ。
9:30-10:00|ワットポーを見学
ワットポーはラマ3世によって医学の府とされたお寺で、東洋医学に基づくタイ古式マッサージの総本山でもあります。
巨大な黄金の涅槃仏はバンコク観光のハイライト的な存在で、タイ旅行で絶対に訪れたい寺院のひとつと言えるでしょう。
本堂の中にある108の器にひとつひとつコインを入れていく事で煩悩が消えるというおまじない?タンブン?があります。
お寺の名前 | ワットポー(涅槃寺) |
住所 | 2 Sanam Chai Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200 |
電話番号 | 083-057-7100 |
参拝可能時間 | 8:00-18:00(マッサージは17:00まで) |
拝観料 | 200バーツ(飲料水付き・タイ人は無料) |
Google Map | https://goo.gl/maps/yfD2Sx8hzzXCcQd36 |
10:00-11:00|ワットポーの中でタイ古式マッサージを受ける
ワットポーはタイ古式マッサージの総本山なので、敷地内にマッサージ屋さんがあります。
マッサージ師は全てワットポーマッサージスクールの卒業生なので、その技術は確かです。
コースはミニマムで30分からあるのですが、おすすめは1時間。
料金は公式ホームページでご確認頂くか、現地の料金表をチェックしてください。
11:10-12:10|ワットプラケオ(王宮)の中を見学
マッサージで疲れを取ったら、ワットプラケオへ移動。
ワットプラケオは王室の守護寺院とされており、タイで最も厳格なお寺です。
本堂の中にエメラルド仏が祀られている事から「エメラルド寺院」とも呼ばれています。
敷地が広く、見どころ満載なので、駆け足で見ても1時間くらいかかると思います。
お寺の名前 | ワット・プラケオ(エメラルド寺院) |
住所 | Na Phra Lan Road, Grand Palace, Phranakorn,Bangkok 10200 |
参拝可能時間 | 8:00-16:30(最終入場15:30 王室関連の祝祭日には変更になる場合があります) |
入場料 | 500バーツ(タイ人は無料) |
HP | https://www.royalgrandpalace.th/en/home |
Google Map | https://goo.gl/maps/PvZB2M2tZuoXwWrb8 |
12:10-13:30|ランチ
全て見終わったらランチタイム!
おすすめは海軍施設の中にあるタイ料理レストラン「Krua Khun Kung」。
王宮から徒歩8分と比較的近く、チャーン船着き場も近いので、昼食後船に乗ってサパーンタクシンまでササッと戻れます。
チャオプラヤ川沿いでタイ料理を食べながら半日の思い出話に花を咲かせてはいかがでしょうか。
王宮エリアへの行き方
バンコクの中心エリアから王宮エリアへ行くには、大まかに3つの方法があります。
他に路線バスという方法もありますが、少々マニアックなので割愛しますね。
BTS+船で行く
BTS+船で行く場合は、シーロム線のサパーンタクシン駅で下車後、Sathorn Pier (Central Pier)を利用します。
下船する船着き場は下記の通り。
Sathorn Pier発着の船は種類が多いのですが、オレンジ色のラインの船に乗りましょう(チケット購入時に行き先を伝えると、チケットカウンターの方が乗るべき船を教えてくれます)
運賃は15バーツです。
しぶきをあげながら進むボートはスリリング!
窓際の席は水しぶきがかかる事があるので濡れたくない方は通路側推奨です。
MRTで行く
MRTで行く場合はSanam Chai駅で下車します。
Sanam Chai駅からはワットポーが最も近く、徒歩約5分です。
タクシー・Grabで行く
公共交通機関を調べながら使うのは面倒だ!という方はタクシーやGrabでもアクセス可能です。
バンコクの中心地から訪れる場合の所要時間は約30分。
Grabで料金を確認したところ、プロンポンからワットポーまで250バーツ程度でした。
複数名で訪れる場合や、移動効率を考えると悪くない選択肢です。
しかし、王宮バンコクは朝晩の通勤・帰宅ラッシュの時間帯は酷い渋滞になるので、通常30分の道のりに1、2時間かかる場合もあります。
時間帯によってはあまりおすすめできない方法と言えるでしょう。
近隣の観光スポット
タクシーや公共交通機関を活用して行ける近くのおすすめエリアは下記の通り。(各エリア名にGoogle Mapのリンクあり)
近場でついでレベルで行けるのはパーククローン花市場。ワットポーから徒歩10分程度です。
インスタ映えスポットとしても有名なワットパクナムの参拝時間は18時まで。
車で20分程度なので、3大寺院を半日で巡った後でも十分訪れる事ができます。
夜に訪れるなら活気溢れるカオサン通りや、食べ歩きが楽しいチャイナタウンも捨てがたいです。
アイコンサイアムはSathorn Pierから無料のボートが出ているので、BTS+船で移動する方は帰りに立ち寄りやすいです。
まとめ
今回はバンコク三大寺院(ワットプラケオ(王宮)、ワットポー、ワットアルン)を巡る半日コースをご紹介しました。
まだ行ったことない方や、旅行者をアテンドする予定がある方の参考になればと思い作成しました。
結構元気モリモリで動き回るスケジュールになっているので、時折休憩を挟みつつ暑さ対策もしっかりして訪れてくださいね!