海外に住んでいると、日本一時帰国時の通信手段をどうしようか悩みますよね。
実家やホテルに滞在するなら滞在先のWi-Fiを使うか?
SIMの購入やポケットWi-Fiのレンタルは日本とタイどちらがお得なのか?
などなど疑問がたくさん。
今回は一時帰国の際に使えるタイのSIMカードのご紹介と、日本でレンタルできるポケットWi-Fi、その他日本滞在中に利用できる通信手段についてまとめました。
日本帰国中の通信手段はどうする?
日本帰国中に限らず、海外でスマホやインターネットを使うには以下の4つの方法があります。
それぞれどのような方法で使えばいいのかご紹介しますね。
フリーWi-Fiを活用する
事前準備の必要がないのは、フリーWi-Fiを活用する事です。
日本はタイと比較するとフリーWi-Fiの普及が進んでいない印象があり、飲食店やカフェなどの場合は使えないケースも多いかと思います。
しかし、空港や各自治体が提供するフリーWi-Fiサービスなどを活用したり、スタバやマクドナルドなどWi-Fiを提供するカフェを利用したりすれば、丸1日まったくネットが使えないという状態に陥る事はないでしょう。
もちろん一時帰国中の滞在先は実家やホテルという人がほとんどだと思うので、実家にいる時は実家のWi-Fiも使えますし、ホテルに関してもWi-Fiが使えないというケースはほぼ無いかと思います。
公共のWi-Fiはセキュリティ面に注意
一方で注意が必要なのはセキュリティ面。
公共のフリーWi-Fiはセキュリティが甘い場合が多いので、個人情報を含むような情報のやりとりは極力しないように注意しましょう。
参考
※参考に挙げている2都市のWi-Fiのセキュリティが甘いと言っている訳ではないです。
ちなみに大都市でなくてもWi-Fi環境が整備されている自治体は増えているようです。滞在先の自治体でフリーWi-Fiがあるかどうかは事前に調べてみる価値ありですね。
フリーWi-Fiを活用するならアプリのダウンロードもおすすめ
調べていると、ダウンロードしておけば近くのフリーWi-Fiに自動接続してくれるアプリが複数あるようです。
公共のWi-Fiだと速度が遅い場合もあるので、こういうのを一つダウンロードしておくと安心かもしれませんね。
参考
日本で使えるポケットWi-Fiをレンタル
慣れた操作だけで使うなら、空港で受け渡しができるWi-Fiレンタルが便利です。
ポケットWi-Fiはスマホと一緒に持って移動しておけばいつでもどこでもWi-Fiにつなげる事ができ、定額制の場合が多いので通信料を気にせずに使えるというのがメリット。
Wi-Fiのパスワードを入力すれば誰でも使えるので、複数名での旅行ならシェアも出来ます。(機種・プランにより台数制限があると思うので、こちらは事前確認要!)
私は使った事がないのでネットで調べてみたところ、6年連続No.1になっているWiFiレンタルどっとこむというサイトを見つけました。
申込み時に受け取り場所と返却場所が指定できるので、空港でうけとって自宅から郵送で返却したり、関空で受け取って羽田で返却するなど、フレキシブルな受け取りと返却が可能です。
試しに1週間で価格を見てみると、4,000~4,500円くらいだったので、1日当たり700円以下~!
滞在期間が長い場合は1日当たり300円を切る価格になるので、1か月近く帰国される方にはよりおすすめです。
日本で使えるSIMカードを購入
個人的にはこれが一番手軽かなと思っています。
私はいつもAISの海外旅行向けSIMカード(SIM2Fly)を空港で購入し、日本到着時に差し替えています。
価格は以下の画像の通り。
私の場合、一時帰国の滞在期間は大体1週間程度なので、いつも一番安い399バーツ(10日間で6GBのSIM)を購入しています。
家にいる時は家のWi-Fiを利用するし、移動中に動画などをたくさん見る訳でもないので、6GBで足りなくなったことはありません。
滞在先にWi-Fi環境が無い方は、高いのを買った方が安心かもしれません。
ちなみに30日15GBは1,599バーツで、日本円で約6,400円。
1か月滞在するなら前述のWiFiレンタルの方がお得ですね。
※ちなみに日本で旅行者向けのSIMカードを購入するという方法もありますが、調べた範囲ではタイでSIMを買ってから帰国した方が割安でした。
海外ローミング
高額請求のイメージが強い海外ローミングですが、タイの大手キャリアならSIMカードとあまり変わらない価格で利用する事ができます。
海外ローミングなら、日本にいながらタイの番号宛てのSMSの受け取りもできるので、どうしてもタイの番号のまま日本で使いたい!という人におすすめです。
AISの料金イメージは下記の通り。
有休を取って一時帰国する場合や、出張で海外へ出る際など、タイの番号を維持しておく必要があるシチュエーションでは、SIMよりもローミングの方良いですね。
私はカンボジア出張時とマレーシア旅行時にローミングを利用しましたが、電波が入りづらいこともたまにあったものの、SIMの差し替えなどの手間が無く楽だったと記憶しています。
参考
TrueとDtacのローミングは高いイメージがあったのですが、今見るとAISより安くなってました。
まとめ
今回は日本一時帰国中に使える通信手段として、WiFi、SIMカード、データローミングの3種類に分けて説明しました。
他の方法としてe-SIMもありますが、手軽なのはわかるけれどもちょっと割高な気がしてまだ手を出していません。
私はWiFiを持ち歩くのが面倒なのでいつもSIMの差し替え一択でしたが、ローミングでもそんなに料金が変わらないなら、次回はローミングにしてみようかな?という気持ちになっています。
心配なのは電波状況ですが、SIMと比較してどうか、もし検証出来たら改めておすすめをご案内できればと思います。
タイのSIMについてもまとめています。