クラビにはいくつかの温泉があるのをご存じでしょうか。
今回ご紹介する「クロントム温泉(Klong thom hot spring)」は、クラビの人気観光地エメラルドプールとあわせて訪れた観光スポットとして有名です。
私もエメラルドプールの後に行って来て、なんだか冒険気分で楽しめて楽しかったので、詳しくご紹介していきますね。
クロントム温泉(Klong thom hot spring)とは
クロントム温泉は、クラビ県にある源泉かけ流しの温泉です。
お湯の温度は38℃くらいで、まるでジャングルの中で温泉を楽しんでいるかのようなワクワク感を味わえる観光スポットです。
クラビの美しい自然に囲まれながらゆったりとくつろげる事から、観光客だけでなく地元クラビに住む人々の訪れる程人気のスポットなのだとか。
温泉ですが、入浴時は水着の着用が必須。敷地内には更衣室やシャワーブースも完備されているので、安心です。
クロントム温泉(Klong thom hot spring)の行き方
アオナンビーチからクロントム温泉への行き方は4通りあります。
今回私はツアー会社でタクシーをチャーターしましたが、レンタカーで行く方も一定数いるみたいです。
レンタルバイクで行く
アオナンビーチ周辺にはレンタルバイクショップがたくさんあり、どこも朝早くから夜8,9時くらいまで営業しています。
パスポートを預ければ免許が無くても貸してくれるので、外国人でもバイクを借りている人をよく見かけました。
レンタル料金はお店やバイクの種類にもよるみたいですが、普通のスクーターのようなものなら1日200バーツ程度でレンタルできるみたいです。
但し、アオナンビーチからクロントム温泉までは車で1.5時間くらいかかるので、バイクで行くのは結構大変かも…。
最もローコストで行けますが、普段から乗り慣れていない人にはあまりお勧めできません。
レンタカーで行く
国際免許やタイの運転免許をお持ちの方は、レンタカーが一番ストレスフリーじゃないかと思います。
私は今回、本当に無計画だったので予約してませんでしたが、1日だけレンタカーを予約すればよかったと心から後悔しました。笑
私が旅行先でレンタカーを借りる場合Rentalcars.com で予約しています。
色々な会社の最安値を調べて提示してくれるので、お手頃な価格で車をレンタルする事ができます。
試しに直近の土日で調べたら、普通のセダンタイプで1,000バーツくらいからありました。
タクシー(Grab)
クラビでは流しのタクシーは全く走っていません。ですので、タクシーを利用する場合は必然的にGrabとなります。
アオナンビーチやクラビタウンなら、Grabは割といるみたいなのですが、エメラルドプールを満喫している間待っていてもらえるかはちょっとよくわかりません。
また、クロントム温泉周辺でGrabが見つかるかどうかもわからないので、不安な方はやめといた方が良いんじゃないかと思います。
ツアー
自力で行くのに不安や抵抗がある方は、ちょっと高いけど現地ツアーもおすすめ。
私は今回現地のツアー会社を数社回って確認したのですが、全ての会社で最小人数が2名だと断られてしまい、仕方が無いので貸し切りタクシーを1日チャーターして行きました。
半日ツアーの場合はエメラルドプールと近くのクロントム温泉、ワットタムスアの3か所を巡って1,400バーツ~となっていました。
ベルトラやGet your guideでもオンラインでネット予約可能ですが、現地のツアー会社で聞いた方がバリエーションが豊富でしたよ。
貸し切りタクシーはツアー会社によってまちまちでしたが2,000~2,500バーツくらいが相場。(1人利用の場合)私は5軒くらい回って一番安いところでお願いしました。
結果的には運転しなくていいし、貸し切りででっかいバンに乗れるし、めちゃくちゃ楽でした。まあ2,000バーツはかなり痛い出費でしたが。
クロントム温泉(Klong thom hot spring)の見どころ
クロントム温泉の見どころは、天然温泉ですが、敷地内には綺麗に整備された温水プールもあります。
到着したらまずは入り口で入場料を支払って中へ入りましょう。
入場料は大人160バーツ、子供80バーツです。
温水プール
温水プールは、天然温泉までの道のりにあります。
水温は天然温泉と同じく38℃くらいなので、プール感はあまりなく、泳いでいる人よりも足湯のように使っている人の方が多かったです。
私も取り敢えず足だけつけてみたりみたりしましたが、結構良いお湯加減でした。
しかしまだこれからジャングル温泉へ行かねばならぬと張り切っていたので、こちらは早々に切り上げ。
森の中の天然温泉へと向かいます。
天然温泉
温水プールの奥へ進むと木々が生い茂った天然温泉にたどり着きます。
基本的に一本道なので迷う事はありませんが、どっちへ進めばいいのかわからなくなったら、びしょびしょの人が歩いてくる方へ向かえば間違いないです。笑
道中、進行方向右手にトイレがあるのですが、そちらにはシャワーや更衣スペースが併設されているので、水着に着替える場合はここを利用しましょう。私は水着を着てきたので、そのまま向かいました。
たどり着いた先がこちら。
ソンクラン期間中という事もあり、想像以上の込み具合でした。笑
でも水は透き通っていて、とても綺麗。これだけたくさんの人が入っていても濁らないってすごいですよね。
ちなみに、Tシャツのまま入っている人が大半でした。上半身裸の男性は結構いましたが、水着の女性が居なかったので、張り切って水着を仕込んで行ったものの、恥ずかしくて服を脱げませんでした。
でも温泉には浸かりたい!という事で短パンだけ脱いでTシャツを腰ぐらいまでまくり上げて、お尻まで浸かってみました!
温かい!ちゃんと温泉だ!と同時に、このクソ暑い中温泉入っている理由は???と自問自答。笑
でも、ちゃんと管理された施設内にありながら、ジャングル気分も満喫できて楽しかったです。
ちなみに、温泉の底は落ち葉などが沈んでるのと、木の根がゴツゴツとしているので、足場が悪く滑りやすいです。
歩く時は気を付けましょう。
クロントム温泉(Klong thom hot spring)観光時の注意点
お寺ではないので、服装などの注意点はありませんが、実際に行ってみて私が感じた事をまとめます。
1.荷物はできるだけ少なくまとめる
温泉に入る時は荷物をどこかに置かなければなりません。
観光客が多い場所は置き引きなどのリスクも高まるので、着替えやタオルなどは最悪盗られても買えばいい話ですが、貴重品は放置しておくわけにはいきませんよね。
ですので、荷物は必要最小限を防水バッグなどにまとめて持ち運ぶのが良いのではないかと思います。
私は一応防水ケースに携帯や財布などの貴重品を入れて首から下げて、タオルや帽子などは別のバッグに入れて木の下にそっと置いておきました。
地べたに置くのに抵抗がある人はレジャーシートなどを持ってきておいても良いかもしれません。
2.入浴時は靴を脱ごう
当たり前ですが、温泉に入る時は履物を脱ぎましょう。
なぜこんな事を言うのかというと、クロントム温泉が野性的過ぎて、サンダルを脱ぐのに躊躇したからです。笑
そしてお湯は滝の様に常に下に流れているので、多分一人ぐらいサンダルのまま入ったって、大して汚れないと思います。
しかし皆さんサンダルは脱いで入っているので、他の人への配慮の意味も込めて、靴は脱いで入りましょうね。
基本情報
まとめ
今回はクラビのクロントム温泉をご紹介しました。
もっとジャングルの中をかき分けて進むような場所にあるのかなと想像していたのですが、思ったよりもイージーモードでした。
そういう点は少しガッカリポイントでしたが、逆に子連れでも足を運びやすい観光地じゃないかなと思いました。
ジャングル温泉に入るのに抵抗があるなら、温水プールで足湯だけ楽しむのも全然アリだと思います。
一緒に訪れたい人気スポットエメラルドプールの記事も書いていますので、良ければあわせてご覧ください。