ビーチサイドでの食事よりも、アイランドホッピングよりも、ビーチアクティビティよりも、どこよりも行きたかった場所がエメラルドプール!
クラビの山側にある国立公園内の淡水プールです。
写真で何度も見て憧れていた場所のひとつに、遂に行ってきました!
憧れていた割に事前準備を怠っていたので、反省点も含めて、エメラルドプールの行き方や見どころを詳しくまとめました!
これから行く方の参考になれば嬉しいです。
エメラルドプール(Emerald Pool)とは
エメラルドプールは、タイ語で「サ・モラコット」という名前の天然プール。
トゥンティアオ山国立公園内にあるこのプールは、熱帯雨林に囲まれた中にあります。
その名の通りエメラルドグリーンに輝く天然プールは透明度が高く、めちゃくちゃ美しいのです。
水深1,2メートル程のこの美しいプールでは、魚と一緒に遊泳も可能。観光シーズンには国内外からたくさんの旅行者が訪れます。
※2021年4月現在、コロナウイルス感染予防対策により遊泳禁止となっています。
エメラルドプール(Emerald Pool)の行き方
アオナンビーチからエメラルドプールへの行き方は4通りあります。
今回私はツアー会社でタクシーをチャーターしましたが、レンタカーで行く方も一定数いるみたいです。
レンタルバイクで行く
アオナンビーチ周辺にはレンタルバイクショップがたくさんあり、どこも朝早くから夜8,9時くらいまで営業しています。
パスポートを預ければ免許が無くても貸してくれるので、外国人でもバイクを借りている人をよく見かけました。
レンタル料金はお店やバイクの種類にもよるみたいですが、普通のスクーターのようなものなら1日200バーツ程度でレンタルできるみたいです。
但し、アオナンビーチからエメラルドプールまでは車で1.5時間くらいかかるので、バイクで行くのは結構大変かも…。
最もローコストで行けますが、普段から乗り慣れていない人にはあまりお勧めできません。
レンタカーで行く
国際免許やタイの運転免許をお持ちの方は、レンタカーが一番ストレスフリーじゃないかと思います。
私は今回、本当に無計画だったので予約してませんでしたが、1日だけレンタカーを予約すればよかったと心から後悔しました。笑
私が旅行先でレンタカーを借りる場合Rentalcars.com で予約しています。
色々な会社の最安値を調べて提示してくれるので、お手頃な価格で車をレンタルする事ができます。
試しに直近の土日で調べたら、普通のセダンタイプで1,000バーツくらいからありました。
タクシー(Grab)
クラビでは流しのタクシーは全く走っていません。ですので、タクシーを利用する場合は必然的にGrabとなります。
アオナンビーチやクラビタウンなら、Grabは割といるみたいなのですが、エメラルドプールを満喫している間待っていてもらえるかはちょっとよくわかりません。
また、エメラルドプール周辺でGrabが見つかるかどうかもわからないので、不安な方はやめといた方が良いんじゃないかと思います。
ツアー
自力で行くのに不安や抵抗がある方は、ちょっと高いけど現地ツアーもおすすめ。
私は今回現地のツアー会社を数社回って確認したのですが、全ての会社で最小人数が2名だと断られてしまい、仕方が無いので貸し切りタクシーを1日チャーターして行きました。
半日ツアーの場合はエメラルドプールと近くのクロントム温泉、ワットタムスアの3か所を巡って1,400バーツ~となっていました。
ベルトラやGet your guideでもオンラインでネット予約可能ですが、現地のツアー会社で聞いた方がバリエーションが豊富でしたよ。
貸し切りタクシーはツアー会社によってまちまちでしたが2,000~2,500バーツくらいが相場。(1人利用の場合)私は5軒くらい回って一番安いところでお願いしました。
結果的には運転しなくていいし、貸し切りででっかいバンに乗れるし、めちゃくちゃ楽でした。まあ2,000バーツはかなり痛い出費でしたが。
エメラルドプール(Emerald Pool)の見どころ
エメラルドプールの見どころは、もちろんエメラルドグリーンの天然プールなのですが、その他にも自然を感じる美しいスポットがたくさんありました。
エメラルドプールまでの熱帯雨林の道のりも美しい
トゥンティアオ山国立公園に入るとすぐ、エメラルドプールまでの地図と距離が目に入ります。
なんとエメラルドプールまでは1,400mもの距離があるのです!
最近運動不足の私は少々不安でしたが、1.4㎞なんてあっという間に終わってしまう程、美しく気持ちの良い道のりでした。
ちなみに地図には10か所のポイントが書かれていますが、よく見るとトイレや売店なども含まれているので全てが見どころという訳ではないです。
エメラルドプールまでの道は一本道になっていて、周りは熱帯雨林に囲まれています。
ジャングルのように草木が生い茂っているので、日差しが柔らかく、午前中ならそこまで暑さを感じませんでした。
流れる小川の水が美しすぎて何度も足を止めてジッと眺めたり、大きなトカゲを発見して喜んだり、蝉や鳥の鳴き声に耳を澄ましたりと、1.4㎞の道のりには普段都会の生活では感じる機会の少ない美しい光景がギュッと詰まっていました。
1,400m歩いた先にあるエメラルドプールに感動!
風景を楽しみながら歩いていると、あっという間に到着!
とにかく圧巻!めちゃくちゃ綺麗です。
コロナ前はこの中に入って泳げていたのかと思うと、本当にコロナを恨みますね。
水の透明度が高すぎて、上手く写真が撮れません。動画の方が伝わる。
写真を撮る人の群れで慌ただしい雰囲気ではありましたが、端の方でちょこっと座ってしばらく眺めていました。
透明度が高すぎるので水の中の魚もたくさん見えて、とっても可愛かったです。
乾季~暑季限定のブループールも必見
エメラルドプールから更に10分程度歩いたところには「ブループール」と呼ばれる鮮やかなブルーの天然プールもあります。
こちらは「サ・ナーム・プット(湧き水の池)」という名前で、11~4月の間の限定公開となっています。
こちらはエメラルドプールに比べて人が少なめ。そして静かな雰囲気で、より神秘的です。
カラーセロファンか?と思ったという情緒もくそも無い表現しか思いつかない私の語彙力が大変残念ですが、本当に天然物とは思えないほど鮮やかなブルーで、息を呑むほどの美しさでした。
エメラルドプール(Emerald Pool)観光時の注意点
お寺ではないので、服装などの注意点はありません。
しかし想像以上に道のりが大変なので、服装など事前準備はしっかりしておきましょう。
1.歩きやすい靴で行こう
エメラルドプールまでの道のりは、約1.4㎞です。
道は舗装されていますが、履きなれた靴や歩きやすい靴で行った方が良いでしょう。
私はいつも履いているスポーツサンダルで行きました。
ヒールや、靴連れのしやすい靴は本当にしんどいと思うのでやめておいた方が無難です。
しかし、中にはビーチサンダルやクロックスで歩く強者もいましたよ。
2.暑さ対策は万全に
エメラルドプールまでの道のりは、草木が日陰になってくれるのでそこまで暑くはありませんが、道のりが長いので夢中になって歩いていると、気が付いたらたくさん汗をかいていました。
エメラルドプールの近くには売店もあるので問題はありませんが、お水やタオルなどを準備し、暑さ対策・熱中症予防を行いましょう。
拭いたらスッとする汗拭きシートなんかもあると良いですね。
あとは、虫よけスプレーも必須です。
基本情報
まとめ
今回はクラビのエメラルドプールをご紹介しました。
写真で見るよりも、現地で見た方が何倍も美しく、本当に感動しました。
予想外のタクシーチャーター代は少々痛手でしたが、そんなことが吹っ飛ぶくらい、「言ってよかった」と思える場所でした。
もちろん複数名で行く場合は、もっと安くアクセスができますので、訪れる方は旅行前にどの方法でアクセスするか事前に考えておきましょう。
まだまだクラビの見どころは満載!
明日はエメラルドプール近くのクロントム温泉をご紹介しますね!