タイ観光|クレット島ってどんなところ?バンコクからの行き方見どころなど基本情報まとめ

タイ観光

先日、バンコクのお隣であるノンタブリー県にある島「クレット島」へ行ってきました。

在住者の間では週末のレジャー先として人気の島ですが、いつか行きたいと思っていたらなんと3年も経っていました!笑

結論から言うと、最高に楽しかったので、数日に分けてご紹介していければと思います。

今回の記事ではクレット島の基本情報、見どころの概要、行き方などをまとめていますので、これからクレット島へ行こうと思っている方は是非参考にして頂けると嬉しいです。

クレット島ってどんなところ?

クレット島は、バンコクのお隣ノンタブリー県のパーククレット郡にある小さな島です。

島と言ってもチャオプラヤー川に浮かぶ人工的に作られた中洲なので、海が見える南国リゾートチックな島とは少々異なります。

バンコク在住のタイ人や外国人の週末のレジャー先として人気があるクレット島は、素焼きの焼き物の産地としても知られています。

また、タイの伝統菓子を売るお店が多い為、別名「お菓子と焼き物の島」とも呼ばれているのだとか。

有名な観光スポットがあるわけではないのですが、長閑な雰囲気のある島内を自転車で散策するのが人気で、島にはたくさんのレンタサイクル屋さんがあります。

また、お洒落な雰囲気のカフェやレストランもどんどん増えていて、写真が好きな若者たちにも再注目されているようです。

バンコクからクレット島への行き方

バンコクからクレット島への行き方は以下の3通りあります。

  • BTS+バスで行く
  • タクシーまたはGrabを使用する
  • 自家用車で行く

全てクレット島行きの渡し船の乗り場(ワット・サナームヌア)までのアクセス方法となります。

BTS+バスで行く

BTSを利用する場合は、

  1. チットロム駅・セントラルワールド前のバス停から505番に乗る
  2. モーチット駅バス停から104番に乗る
  3. ビクトリーモニュメント駅バス停から166番に乗る

他にも色々なバスが通っていましたが、ネットでよく紹介されているのは1番。

セントラルワールド前からは約1.5時間くらいで着くようです。

グーグルマップが推奨しているのは2番。

モーチットからバスに乗った場合は1時間程度で到着するようで、チットロムからモーチットまではBTSで30分もかからないので、1番より2番の方が早そうな予感です。

3番は私が帰りに利用したバスです。

寝てしまったので正確な所要時間はわかりませんが、およそ40分くらいだったと思います。時間帯もあるかもしれませんが、これが一番早いかも。

運賃はバスの種類や距離によって異なりますが、私が乗ったエアコンバス(クレット→ビクトリーモニュメント)は、22バーツでした。

行きのバスが止まるのはここ。

ここで降りて船着き場のあるワット・サナームヌアまでは、歩いて5~8分くらいです。

帰りのバスは、行きの降り口の道を挟んで丁度反対側となります。

上記の地図のアマゾンのちょうど目の前からバスに乗りました。

バス停の立て札は見当たりませんでしたが、バス待ちの人がたくさんいるので、なんとなく雰囲気でわかると思います。

タクシー(Grab)

タクシーやGrabを利用する場合は、行き先をクレット島と伝えるのではなく、クレット島行きの渡し船乗り場である「ワット・サナームヌア」を伝えましょう。

バンコクの中心地からタクシーで行く場合は、距離が遠く運転手さんが場所を知らない可能性が高いのではないかと思います。したがって、予め目的地を入力しておくGrabの方が楽かもしれません。

私はモーチット駅まではBTSで行き、そこからタクシーを利用しました。

所要時間は約25分で運賃は130バーツくらいでした。バスの半分以下の時間で行けるので、少々高くても便利です。

自家用車で行く

自家用車で行く場合は、船着き場のあるワット・サナームヌアの駐車場を利用する事ができます。

ただ、駐車場のキャパはあまり広くないので、私が訪れた10時すぎごろで結構いっぱいでした。自家用車で行く場合は早めに出発する事をおすすめします。

ワット・サナームヌアからクレット島へ

各々お好きな方法でワット・サナームヌアへ着いたら、後はみんなで仲良く渡し船でクレット島へ向かいます。

渡し船の運賃は2バーツで、クレット島へ到着した際に支払います。

所要時間は5分以内。とっても近いので、Uターンすれば着いちゃうような感じです。

ここ以外にも船着き場のようなところはいくつかありましたが、観光客が利用できるのはこの船着き場だけっぽかったです。

クレット島でやりたい4つのこと(見どころ)

クレット島でやりたい事としてよく挙がるのは以下の4つです。

  • サイクリングで島内一周
  • OTOPマーケットで伝統菓子を食べてみる
  • 陶芸体験
  • オシャレなカフェ巡り

今回、陶芸は出来なかったのですが1回の訪問では満喫しきれない程、気になるスポットがたくさんありました。

サイクリングで島内一周

クレット島は船着き場の近くに旅行者向けのお店が集中しているので、自転車を借りて島を一周しなくても徒歩で色々見て回る事ができます。

しかし島内は狭く道も一本道で迷う心配も無いので、時間や体力に余裕があるかたは是非サイクリングをしてみて欲しいです。

島の奥の方は正直民家と地元の方向けのミニマート、そして点在する寺くらいしか無いのですが、長閑な風景が沖縄の離島みたいで、めちゃくちゃ良かったです!

レンタサイクルの価格は40~60バーツで、デポジット等は特にかからず、身分証の提示も無くゆるっと借りる事ができましたよ。

OTOPマーケットで伝統菓子を食べてみる

船着き場の周辺には結構大きめのOTOPマーケットがあります。

売っているものはハーブ製品やお土産物など、割とどこでもよく見るものなのですが、中でも特によく目にしたのがタイの伝統菓子のお店です。

軒先にちょこちょこっと並べられた一口サイズのお菓子たちはどれも見てるだけで可愛いです。

いくつか選んでパックに詰め合わせて購入している人がいたのですが、その詰め合わされた姿も可愛かった!

私はタイのお菓子類はちょっと苦手な味が多いので購入しませんでしたが、色とりどりの可愛らしいお菓子たちはとっても魅力的でした。

苦手なのはわかっていても、一つくらい食べてみよっかな~と思っちゃうほど可愛かったです(食べてへんけども)

陶芸体験

クレット島は焼き物の島でもあるので、前述のOTOPマーケット内にも素焼きの器やチムチュムの鍋、香炉などがたくさん売られています。

もちろん出来上がっているものを購入する事ができますが、実際に自分で作ってみる事も出来ます。

焼かずに天日干し?で乾燥させるスタイルなので、着いてすぐに体験すれば帰る頃に受け取る事ができるのだとか。

陶芸はめちゃくちゃやりたかったんですが一人でする勇気が出なかった…。

そして陶芸中は誰が写真撮ってくれるねん問題があったのでやりませんでしたが、いつか友人と一緒に行く機会があれば絶対にやりたい!

家族で訪れた際も良い思い出になりそうですよね。

お洒落なカフェ巡り

島内にはカフェやタイ料理のレストランもたくさんあります。

中でもおすすめなのは、チャオプラヤー川沿いのお店です。

今回の散策では2軒のお店をハシゴしましたが、他にも魅力的なお店がたっくさんありました!

クレット島のカフェやレストランは船着き場から徒歩15分圏内に集中しているので、歩いてカフェ巡りをするだけでも十分楽しめそうです。

クレット島観光時の注意点

クレット島を観光して思ったのはとにかく暑い!私が訪れた日はまだギリギリ乾季でしたが、天気が良かったので、汗がだらだら流れる暑さでした。

ですので、クレット島観光時の注意点は「暑さ対策を万全に!」これに尽きます!

1.暑さ対策を万全に!

上で話した通り、島内を散策しているとめちゃくちゃ暑いです。

しかしバンコクのように冷房の効いたデパートやコンビニは無く、飲食店もオープンエアのお店が多いです。

温まった身体を冷やすタイミングが少ないので、熱中症にならないようご自身で気を付けましょう。

  • 水分をしっかり取る(ミネラルも!)
  • 日よけの帽子を持参する
  • 歩き疲れたら無理せず休む

そんな当たり前の事をわざわざ言わなくても…と思うかもしれませんが、楽しい時間は暑さや疲れを忘れがちです。

楽しい旅にする為にも十分気を付けてくださいね!

2.サイクリング時の事故に注意

これもまあまあ当たり前の事を書きますが、サイクリングをする際は事故にも気を付けましょう。

島内のサイクリングコースは1本道になっていて、そこを自転車以外にバイクも通ります。

綺麗な風景に気を取られてバイクや野良犬と接触しないように気を付けましょう。

また、レンタサイクルで借りれる自転車は問題なく乗れるものの、なかなかのオンボロです。笑

たまたまかもしれませんが私が借りた自転車はブレーキが効かず、小さな橋を下る時に気が付いて少しヒヤッとしました。笑

自転車を借りる際は空気がしっかり入っているかと同時に、ブレーキが壊れていないかも必ず確認しましょう。

基本情報

  • 住所:Ko Kret, パーククレット ノンタブリー 11120
  • 訪れるのにおすすめの時間帯:10時頃~夕方
  • 入場料:無料
  • 渡し船の運賃:2バーツ(18:00以降は3バーツ)

まとめ

今回は先日訪れたクレット島の行き方や見どころなど、基本情報をまとめました。

のんびりとした島内はなんだか沖縄の離島に来たようなノスタルジックな雰囲気があり、帰ったばかりなのにまたすぐ行きたいと思える不思議な魅力がありました。

今回の旅行ではカフェ巡りやサイクリングを楽しんだので、それらの詳細は後日詳しくご紹介しますね!