タイ国内の旅行先はバンコクからの行き方やベストシーズンなどをまとめていましたが、バンコク在住なのでよく考えたらバンコクの基本情報書いてない!
そんな事に先日気が付いたので、これからバンコクへ遊びに来る方の為に基本情報をまとめました。
日本からの行き方や、他の人気観光地からの距離感なども含めてご紹介したいと思います。
バンコクってどんなところ?
バンコクは、タイの首都です。
最先端で都会的な一面と、エネルギッシュな東南アジアらしい一面を兼ね備える唯一無二の都市。
1782年にラーマ1世により遷都されて以来、タイの中心として栄え続けています。
実はバンコクは外国人を中心に使われている英名?愛称?のようなもので、正式名称は「クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」と言います。
この都市名は世界一長い都市名としてギネスにも認定されているのだとか。
タイの人々がこの名前を呼ぶのは聞いた事が無く、ほとんどの人が「クルンテープ」や「クルンテープ・マハナコーン」と略称で呼んでいます。
都市名の意味は「天使の都」や「神が権化として住む都」などとされておりますが、詳しい意味は知りません。笑
バンコクの中心エリア
バンコクの街の中心はサイアムというエリア。
高級デパートや若者向けのショップ、飲食店やお土産物店など、様々な施設があり、地元の人や外国人旅行者など、多様な人種や文化が入り混じる国際色豊かな街です。
サイアム駅周辺には複数のショッピングモールやデパートがあるのですが、主要な4つの施設は下記。
- サイアムパラゴン
- サイアムセンター
- サイアムディスカバリー
- サイアムスクエアワン
それぞれの特徴や客層についてざっくりまとめました。(私の主観あり)
サイアムパラゴン
サイアムパラゴンはサイアム駅目の前にある高級デパート。
ハイブランドのショップや、いわゆるデパコスなどのお店がたくさんあり、ハイブランド系のショップであればパラゴンに無いお店は無いのではないかというレベルです。
観光客も多く訪れるので、タイ料理レストランも豊富。
ミシュラン掲載の有名店が軒を連ねるフードコートは、結構良い値段するのですが連日超満員の盛況ぶりです。
地下には水族館もあり、子連れでも楽しめます。
観光客だけでなく、バンコクのハイソな層も頻繁に訪れるデパートですので、老若男女幅広い層のお客さんで賑わっています。
サイアムセンター
パラゴンの隣にあるサイアムセンターは、若者向けのショッピング施設。
タイのドメスティックブランドのお店が多く、日本では買えない素敵な洋服や雑貨に出会えるかも。
化粧品も、韓国系やちょっとプチプラ寄りのティーン向けのお店が中心です。
韓国の人気ブランドALANDの大きなショップがあって、こちらも人気あり。
客層は大学生~20代半ばくらいまでの若いタイ人が中心ですが、観光客の姿もよく目にします。
サイアムディスカバリー
サイアムセンターを通り抜けると現れるのがサイアムディスカバリー。個人的には界隈で一番好きなデパートです。
サイアムディスカバリーはパラゴンとサイアムセンターの間位の層向けかな。
ハイブランドではあるものの、タイ国内ではあまりお店が無いブランドのショップや、アイテムが多く並んでいます。
高級感を打ち出すパラゴンに対し、サイアムディスカバリーはセンスって感じです。
自由度の高い店舗レイアウトで、フロア内をブランドの垣根なく自由に買い回りできるのが魅力のひとつ。
セレクト系のお店にはちょっとお洒落なタイ土産も並んでいるので、観光地でのお土産選びに飽き飽きしている方にもおすすめです。
サイアムスクエアワン
パラゴンの反対側にあるサイアムスクエアワンのターゲットは恐らく、近くの大学に通う若者達。
スクエアワン周辺の一帯の事をサイアムスクエアと呼ぶのですが、建物とこの一帯はプチプラアイテムの宝庫です。
洋服はもちろんのこと、小物やアクセサリーもプチプラでトレンドを押さえたものがたくさん売っているので、バラマキ土産探しにもおすすめです。
nico and…や、アースミュージックエコロジーなど、日本のティーン向けのファッションブランドのお店もありますよ。
フードも、インスタやティックトック映えしそうな、インパクトのあるものをよく見かけるので、タイの若者たちの流行を肌で感じられるエリアです。
観光スポットの多いエリア
バンコクの観光スポットと言えば、やっぱり外せないのが3大寺院!
ワットポー・ワットプラケオ・ワットアルンはバンコク旅行で絶対に訪れたいスポットのひとつですよね。
この3大寺院はチャオプラヤ川沿いの「王宮エリア」と呼ばれる場所に集まっています。
川沿いから少し足を延ばせばチャイナタウン(ヤワラート)や、カオサン通り、アイコンサイアムなど、観光や街歩きにおすすめのスポットが目白押し。
王宮エリア周辺は半日と1日でモデルコースを考えてみています。
よかったらご覧ください。
日本人の多いエリア
日本人が多いエリアはスクンビットと呼ばれるエリアで、BTSの駅だとプロンポンやトンローが中心となっています。
観光スポットは無いのですが、日本語対応可能なお店が多い為、言葉の面で不安がある方にとっては安心感の強いエリアと言えるでしょう。
日本食のお店も無限にあるので、タイ料理が苦手な方でも滞在しやすいです。
日本人が多い方が安心できる方や、日本食も選択肢に入れたい方、そしてホテルやマッサージ店などで、多少の日本語が通じると嬉しいと感じる方はスクンビットを滞在の拠点として、他のエリアへ遊びに行くのがおすすめです。
日本からバンコクへのフライト
日本の首都である東京からの距離はおよそ4,608㎞、時差は‐2時間です。
日本からタイまでは以下の6か所からスワンナプーム空港行きの直行便が出ています。(2023年11月時点)
- 成田国際空港
- 羽田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
- 福岡空港
- 新千歳空港
所要時間は空港によって異なりますが、6~7時間程度です。
それぞれの空港から複数の航空会社の便が合計で1日1便以上必ず出ています。
バンコクのスワンナプーム空港から市内中心部までの行き方は以下にまとめているので、併せてご確認ください。
バンコクから地方都市までの所要時間(距離)
バンコクから地方の地方の有名都市への所要時間は下記の通り。
都市名のリンクから、各都市の基本情報とバンコクからの行き方に関するページに飛べます。
バンコクの公共交通機関
バンコクでは2種類の電車(BTS・MRT)と路線バス、その他にも様々な公共交通機関があります。
バンコクの中心エリアや観光スポットは、基本的に電車でいける場所が多いので、初めてのタイ旅行でタクシーなどでの移動に不安を感じる方は、価格も明朗で、言葉に不安があってもトライしやすい電車を利用するのがおすすめです。
街の中のちょっとした移動でも選択肢が豊富なので、旅行を機に色々トライしてみてはいかがでしょうか。
公共交通機関については以下に詳しくまとめています。
※記事作成は2020年です。運賃は変更になっている可能性があります。
バンコク旅行は何日必要?
バンコクはコンパクトな街なので、弾丸で楽しむとしても、2泊4日は必要ではないかと思います。
2泊4日あれば有名な観光地をサクッと巡って、お土産物のショッピングやマッサージ、様々なタイ料理まで十分満喫できます。
時間に余裕がある方は4泊6日くらいの旅程を組んでおけば、アユタヤやパタヤの日帰り観光や、地方都市で一泊するなどの計画も立てる事ができます。
バンコクのベストシーズン
バンコクのベストシーズンは雨の少ない11月~4月頃の乾季~暑季と呼ばれる時期です。
この時期は雨が少なくカラッとした気候で過ごしやすい日が多いです。
12月~2月頃は少し冷え込むことがあり、朝晩は長袖でないと寒いと感じる場合があります。
海やプールへ行く予定がある方は、泳げる時間が限られてしまうかも。
南国らしさを味わいたい方は乾季の後に訪れる暑季(2月末~4月頃)に訪れた方が、気候も良く、海でのアクティビティも長い時間楽しめるでしょう。
ただし、日中は40℃近い気温になる日もあるので、熱中症対策は万全に!
一方でローシーズンと呼ばれている雨季(5月頃~10月頃)は、航空券やホテルの価格が下がる時期でもあります。
雨季と言っても毎日1時間程度のスコールが降る程度の日がほとんどですので、コストを抑えて旅を楽しみたい方にとっては雨季こそベストシーズンと言えるかもしれません。
まとめ
今回はバンコクの基本情報についてまとめてみました。
基本情報だけなので、特に面白みのない内容になってしまいましたが、これからバンコクへ来る人の参考になれば嬉しいです。